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突然、目の前に子どもが…。相次ぐヒヤリハットの瞬間です。
夕方の帰宅時間帯。青信号の交差点に差し掛かった、次の瞬間。赤信号で横断歩道を渡っていた子どもが急にUターン。
運転していた男性
「起きた瞬間は、何が起きたのか全然分からなくて。急に子どもが出てきた。左側に電動キックボードがいることに気を取られて。(子どもは)背が小さいので、全く見えなくて」
札幌の住宅街でも…。
突然、左側の歩道から一目散に子どもが駆け出してきました。子どもが走っていった先には…。
運転していた男性
「道路の右側にいる女の子がお姉さんのようで、そちらに渡りたかったのでしょう」
ドライブレコーダー映像を分析し、交通事故を未然に防ぐ運転技術を研究している専門家に子どもの飛び出しの傾向を聞きました。
東京農工大学 スマートモビリティ研究拠点
ポンサトーン・R.教授
「子どもは何かをきっかけにして飛び出す場合が多い。お母さんがいたりすると、そこを動機にして飛び出しが起きる。公園とか遊べる所があるとそこに向かって走っていく。危険予知の意識自体がまだ足りない」
他にも特徴があるといいます。
ポンサトーン・R.教授
「飛び出し速度が速いことが1つの特徴。あまり周りを見ずに周りの車に気付かないまま、自分の行動を優先的に動いてしまうことが特徴」
警察庁によると、幼児と小学生の交通人身事故は「飛び出し」が3割を超え、最も多くなっています。子どもは体が小さいため、運転手がすぐに認識しづらい場合も。
信号のない横断歩道でも…。右側から突然、女の子が。対向車の陰になり、姿が見えなくなっていました。
右折する際も…。右側から子どもが飛び出してきました。
専門家によると、学校や公園など子どもが多い場所や登下校の時間帯は特に注意が必要だといいます。
ポンサトーン・R.教授
「特に生活道路、市街地の道路はどこからでも飛び出してくるかもしれないと意識することが大事。自分がいつでも止まれるスピードで、徐行するというのがポイント」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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