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■年内は我慢が必要?
(Q.たまごは一時期安かったと思いますが、また上がってきています。いつになったら価格が落ち着くのでしょうか?)
こちらはたまごの卸売価格の動きです。
去年「エッグショック」という言葉がありましたが、おととしからの鳥インフルエンザの影響でこのように一時期、過去最高値を更新するような高い水位を保っていました。
ただ、去年の後半に向け価格がどんどん下がり、今年に入ってからは1キロ当たり大体200円前後で推移していました。ところが、8月に入ってからぐっと価格が上がりました。
原因は猛暑の影響です。ニワトリが夏バテで餌(えさ)を食べなくなったり、たまごを産まなくなってしまったり、産んだとしてもサイズが小さかったのです。
養鶏場によると、暑さで死んでしまうニワトリもいたということです。そのことにより、価格がぐっと上がってきていました。
問題はここからです。価格がさらに上がり、エッグショックの再来となってしまうのかどうか。その価格の見通しなどを議論する会議「鶏卵の供給見通し検討委員会」が24日午後に行われていました。
その会議は業界団体や小売業者などが集まっていましたが、「鳥インフルエンザの大流行がなければ年明けには価格が下がるのではないか」という見通しです。
ただ、「生産コストが生産者を圧迫しているので、今後の安定供給の壁になる恐れもあるのでは」という意見もありました。
(Q.鳥インフルエンザが流行しなかったとしたら、年明けには価格が下がるということでしょうか?)
そのような見立てが立てられています。
(Q.いずれにせよ年内は我慢が必要?)
そうですね。卸売業者に取材をしたところ、暑さなどの影響でニワトリの数が少なくなっていること、これから年末に向けてクリスマスケーキやおでんなどで需要が高くなることを合わせると、どうしても価格は「大幅には値下がりしにくい」と考えられるということでした。
また、鳥インフルエンザの大流行などがあれば、「去年のエッグショックぐらいまで高い価格水準になってしまう可能性もある」と卸売業者は話していました。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月24日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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