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ユネスコの貴重な資料を初公開 日本はデジタル化支援(2024年9月14日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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ユネスコ=国連教育科学文化機関とその前身の組織による、100年以上の活動を通じて貯蔵されてきた資料の一部が初めて公開されました。

 フランス・パリにあるユネスコ本部で13日、その前身組織「国際知的協力委員会」(1922年設立)と「国際知的協力機関」(1926年設立)が保存してきた文書や映像など、数十万点に上る資料の一部が展示されています。

 「国際知的協力委員会」のメンバーには、「相対性理論」のアインシュタインや、放射線の研究でノーベル賞を2度受賞したキュリー夫人らが名を連ね、当時、国際連盟の事務局次長だった新渡戸稲造が第1回会合の暫定議長を務めました。

 今回、初めて現物が公開された第1回の議事録には、新渡戸稲造が冒頭に「本委員会のメンバーはいずれも人類の様々な知識領域における第一人者で、それぞれの政府からは独立しており、いかなる形でも政府を代表しない」とあいさつしたと記されています。

 また、アインシュタインの直筆のポエムや夏目漱石の「こころ」のフランス語訳も展示されています。

 ユネスコ本部の地下には文書や映像、写真など、数十万点の資料が貯蔵されています。

 劣化が進む資料もあり、デジタル化されユネスコのホームページ上で公表されているものもありますが、5%にとどまっています。

 日本政府はデジタル化を支援していて、ユネスコ日本政府代表部の加納雄大大使は「第1次世界大戦が終わった直後にアインシュタインやキュリー夫人など『世界の知性』が集まって、世界平和のための国際協力のあり方を真剣に話し合ったことを資料が伝えている。世界中の人々がアクセスできるようにすることは非常に意義がある」と話し、各国の政府機関に協力を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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