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■冠水・土砂崩れ…JAF緊急対応
台風10号はもういなくなりましたが、千葉県や茨城県では局地的に非常に激しい雷雨となりました。
連日の局地的な雷雨にJAFも特別な対応を迫られています。車が水に浸かった場合、エンジンをかけていなくても注意が必要です。
JAF千葉支部RS隊 根本順班長
「エンジンはかけようと思えばかけられる。ただ、エアクリーナーの中に水が入っているかもしれないので、安易にかけない方が良い。エンジンを壊すリスクがある」
相次ぐ大雨被害に他県から応援を呼ばないことには対応できない状況です。3日も1都3県から応援が駆け付けました。
JAF千葉支部RS隊 根本順班長
「多分60件ぐらい仕事がはけていない状態。3日は本当は内勤をやりたかったが、冠水の仕事がはけないことで急きょ稼働した」
不意の大雨に襲われたとしても、冠水した道路を突っ切るのは危険です。
JAF千葉支部RS隊 根本順班長
「入らないのが鉄則。タイヤの3分の1以上の水たまりに入る時は注意。最悪の場合は廃車になる可能性が高い」
■関東で“猛烈な雨”被害相次ぐ
千葉市では土砂災害も相次ぎました。崩れた斜面の先には「通学路」の標識が見えます。雨はやんだのに、現場周辺には水があふれ続けていました。
館山市の住宅地でも…。
住民
「これがこっちにあった。家の中に動物が入ったのかと」
この家を揺らしたのは押し寄せた土砂の衝撃。窓枠も捻じ曲がっています。
住民
「雷が落ちたと思った。これ明治の建物なんですけど、大正12年の関東大震災でも壊れていない。だからまさかと思った」
今回の大雨は、千葉県まで南下してきた秋雨前線に湿った空気が大量に流れ込んだことが原因でした。色んな要因によって、毎日どこかで局地的な雷雨が発生しています。
気象庁の異常気象分析検討会は…。
異常気象分析検討会会長 東京大学先端科学技術研究センター 中村尚教授
「長期的にみると、日本では極端な大雨が増加する傾向にある。地球温暖化による気温の長期的な上昇、海面水温の上昇に伴い、大気中の水蒸気量が夏の間、特に長期的に増加傾向にある」
■東京は暑さ一転 気温 上がらず
この時季は急激な気温の変化にも注意が必要です。東京では猛暑日1歩手前まで気温が上がった2日からずっと右肩下がり傾向で、3日午後9時には23.7度に。街の人はその温度差を肌で感じていました。
女性
「なんか涼しいですね。空調きいている所から出て、この気温だとちょっと寒いかも」
「風邪ひかないように気をつけています。最近すごく温度差激しいから怖いなと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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