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■のとじま水族館、一部再開も…多くの課題残る
石川県の七尾湾に浮かぶ能登島には、多くの倒壊した家屋がそのままの状態で残っている。
能登島と半島をつなぐ2つの橋のうちの1つがいまだ通行止めになっていて、インフラ復旧が大幅に遅れているのだ。
石川県によると、橋の通行再開までは1年以上、本格的な復旧には3年程度かかるという。
その能登島で先月、明るいニュースがあった。休業していた能登島の観光名所「のとじま水族館」がおよそ半年ぶりに、一部営業を再開した。
来場者
「エイが上がったり下がったりしているのが面白かった」
「一番なじみのある水族館なので。まだちょっと、すべて復興はしていないですけど、でもこうやって入ることができて、少しずつでも復興しているのがうれしい」
再開を心待ちにしていたお客でにぎわいを見せる一方、のとじま水族館には多くの課題が残っている。
地震によって天井が落下。断水に加え、水を循環させる装置や配管が壊れてしまい、飼育していた3割、およそ4000匹が死んでしまった。
そして、生き残った大型のイルカやアシカなどを安全に飼育するのも困難な状況になった。そのため、全国の水族館、動物園に協力を仰ぎ、現在も避難させたままになっている。
来場者
「少しずつ復旧してイルカショーとか、またやってもらえたらいいなって」
能登島周辺の観光業に客足は戻っておらず、水族館を訪れる人は、例年の3割程度。
大人気のイルカショーはできず、節電・節水でなんとか営業を続けている状況だ。
■県外避難続くペンギン 今どうしている?
こうした中、今一番の癒やしの存在となっているのが「マゼランペンギン」だ。
来場者
「毛がモフモフで、ちっちゃくて可愛かった」
来場者
「本当はもっと早くに来たいなと思っていたんですけど、やっと来られて良かったね。やっと子どもが動物分かるようになってきたので」
ペンギンも36羽が県外に避難しているが、営業再開にあわせ近隣の水族館に避難していた16羽が戻ってきた。ただ、遠方の施設に避難したペンギンは、戻れる時期がまだ決まっていないという。
のとじま水族館 飼育スタッフ
釘宮ひなたさん
「(避難している生き物が)かなり心配で、今頃どうしているかなというのは。実際にいつも接していた動物たちがいないのは、とても心配です」
避難先のペンギンは今、どうしているのか。実は、東京の「すみだ水族館」にもいる。
一般公開はされていないが、そこには館内を元気に散歩する7羽のマゼランペンギンの姿があった。
すみだ水族館 飼育スタッフ
常住洋枝さん
「最初は、みんなかたまって集団で動いて不安そうにしていたんですけど、ちょっと慣れてくれてから開館前に館内に出てお散歩をしたり、みんな好奇心旺盛に色々歩き回ってくれて、そういう姿が見られてうれしかったです」
飼育員同士、心配する気持ちが分かるため、ペンギンの様子を撮影した動画を送るなどして、互いに情報共有をしているという。
常住さん
「お預かりした責任感、どうにか元気に過ごしてもらいたい。もうすぐ今お預かりしているペンギンたちをお返しできると思うので、楽しみに待っていてほしいなって思います」
■のとじま水族館「秋以降に徐々に戻していく予定」
のとじま水族館の生き物を受け入れているのは、すみだ水族館だけではない。
神奈川県の「横浜・八景島シーパラダイス」や和歌山県の「アドベンチャーワールド」では、カマイルカを受け入れている。また、大阪府の「天王寺動物園」や新潟県の水族館「マリンピア日本海」では、カリフォルニアアシカなどが避難している。
こうした対応は、東日本大震災などの大規模災害の際も、日本動物園水族館協会がそれぞれの施設の受け入れ能力などを鑑みて動物の避難を仲介し、行ってきた。
のとじま水族館の担当者は、「夏の時期だと移送時の水温が高くなり、生き物にストレスを与えてしまうので、気温が落ち着く秋以降に徐々に戻していく予定で、1日も早く生き物たちの元気な姿を見てもらい、復興のシンボルになってほしい」と話した。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年8月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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