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■「熱中症アラート」で発動
お盆休みが終わっても、猛烈な暑さが続く日本列島。19日も19都府県で熱中症警戒アラートが出されました。
暑さから身を守るため、大胆に働き方を変えた企業があります。
トリニティ 山本洋平副社長
「社内で協議して、熱中症を防ぐためにある程度気温が上がった時には、リモート推奨日にするような仕組みをつくった」
スマートフォン向けの商品開発や販売を行っている、埼玉県新座市にある会社「トリニティ」。従業員はおよそ20人です。
山本副社長
「当社が製品を作るメーカーなものですから、(商品)サンプルもありますし、商談もありますし。どうしても集まらないとできない仕事なので、基本的には出社なんですけども」
厳しい暑さが予想される日は、テレワークを積極的に取り入れることにしました。導入のキッカケは副社長自らの経験からでした。
山本副社長
「朝、会社の前でおばあさんが熱中症で倒れたのがあり、その何日か後に社員も熱中症で休みになったので」
熱中症の危険性を目の当たりにしたことから、環境省が出している「暑さ指数」を基準に指数が熱中症アラートの基準となる33以上になるとテレワークを推奨しています。
■結果的に業務もより効率的に
厚生労働省によると、去年、職場で熱中症になり、死亡または4日以上の休業が必要となった人は1106人で、前の年から30%あまり増加しています。
この取り組みに対し、社員はこう話します。
社員
「ありがたいというか、うれしいですね。制度としてあったほうがいいと、いち社員としてすごい思います」
社員
「とってもありがたい。感謝の気持ちでいっぱいです。移動中はそんなに暑いとは感じていないが、電車を待つ時や乗り換えの時、暑さが瞬間的にくるので。気持ちが悪い時も結構あった」
山本副社長
「皆さん災害対策というのはされていると思うんですけど、やはり気温とか熱中症も災害の一つとして捉えた方が良いような時代になっている」
健康を守るだけではなく、万全な状態で仕事が始められるため、結果的に業務もより効率的になったということです。
(「グッド!モーニング」2024年8月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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