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フワちゃんの騒動は、本人が謝罪し、芸能活動休止を発表してからも炎上が止まらない。被害者であるお笑い芸人・やす子にも批判が寄せられ、さらにフワちゃんと親友だと公言していた指原莉乃や青山テルマも巻き込まれるなど、カオスな状況となっている。
◆フワちゃんの危ういSNS運用
収まりがつかない今回の騒動だが、事の発端はフワちゃんが頻繁に更新していたX(旧ツイッター)の書き込みだ。
不適切な書き込みを行った経緯としては、“もしアンチコメントが付くなら…”と仮定し記したものをその場にいた人に見せたが、誤操作で投稿したと本人は公表している。これが本当ならお粗末としか言いようがないが、そもそもフワちゃんはこれまでもSNSの使用方法で危うさを見せていた。
インスタグラムのストーリーズを使用していたフワちゃんは、脊髄反射的にSNSを更新することがあるようだ。今回の騒動と関連して、Xの有料サブスクリプションサービスで、ファンに向けて「誹謗中傷マジ余裕タイプ」などと活動休止発表の8日前につぶやいていたことが一部で報じられている。
加えて、この有料サブスクでは、過去にフワちゃんがかなり過激な投稿をしていたことが明かされ、千原ジュニア、石原さとみも餌食になっていた疑惑が出ている。今回のやす子への騒動もふくめ、フワちゃんは決定的にSNSの利用が下手なことがわかる。
そもそもフワちゃんだけでなく、ここ最近では生田斗真やWEST.の中間淳太もSNSへの投稿に賛否が出ている。芸能人にとって、ファンを獲得するツールであるはずのSNSで、大失態を犯すケースが増えているのだ。
そんな中、神業的にSNSの使用がうまい芸能人がいる。それが、お笑い芸人の有吉弘行だ。
◆フォロワー総数は1000万人超えでも有吉炎上せず
現在、原稿を執筆している8月16日時点では、有吉のXのフォロワー数は769万人(インスタグラム、Threadsも合わせると約1000万人)となっている。フワちゃんが同時期で109万人のフォロワーであることを考えると、とてつもない数字であることがわかる。
有吉はX・インスタグラム共に、番組を宣伝するリポストとあわせ何気ない日常的な投稿を繰り返している。ただ、中には過激なものもあって、一般のユーザーとバトルを繰り広げることも。
2024年5月24日には、有吉を名指しで批判したユーザーとバトルし、「最初有吉さんで後半から感情あふれて有吉呼ばわり。気分が悪いです。カスハラでしょうか?」と返信。しかし、炎上騒動になる前に、「カスハラかと思ったら櫻井くんのファンだったお詫びして訂正します。」と、番組で共演する櫻井翔のファンであることを明かし笑いに変えている。
また、一言コメントを投稿しているThreadsでは、今年5月に「藤本っていつまで反省するの?」とFUJIWARA・藤本敏史の謹慎騒動をイジる場面も。ちなみに、藤本が「決められへんわ!」と返信し笑いに変えたが、一部のアンチユーザーがこの投稿に批判的なコメントを書き込んだことで炎上の恐れもあった。
今回のフワちゃんの騒動に関しても、有吉は番組共演が多いことで言及するのか、週刊誌はじめネットニュースはじめ注目されている。
しかし、有吉はスカすように8月14日にXの投稿で、「週刊誌の窓際おじさんが意見を言えとずいぶん煽ってくるだけどこちらも双葉社の手先、お互い商売だ!意見を言うなら双葉社だ!いつか言うぞ!すごいこと言うぞ!双葉社じゃなきゃ言わないぞ!フワちゃんも中丸もランジャタイも稲田も!」と宣言。
自身がコラムの連載を持つ双葉社のHPに繋がるリンクを貼るだけで、コラムで言及するのか不明のまま放置されている。これも、世間の興味を引きながら肩透かしするおもしろさを見せ、ギリギリ炎上しないラインを攻めている。
ここまで紹介したのは、有吉がSNSで起こした騒動の一部だが、フォロワー数を考えると炎上してもおかしくないような投稿も多々ある。しかし、なぜ有吉の投稿は許されるのか?
◆有吉がSNSで炎上しない理由
理由として、有吉の芸人としてのスキルの高さが挙げられる。
現在はMCとして活躍する有吉だが、猿岩石としてブレイクした後は、売れない暗黒期を体験。その後、ピン芸人として『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などで傍若無人なキャラを開拓し、毒舌で注目を浴びるようになった。
さらに、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で開花させた、アダ名芸で再ブレイクしている。この毒舌とアダ名芸は、相手が怒るギリギリのラインを攻めたことで視聴者に受け入れられた。
有名なところでは、お笑い芸人の品川祐に対してつけたアダ名の「おしゃべりクソ野郎」がある。品川も血気盛んな芸人として知られているが、このアダ名には激怒するでもなく、本人もすんなり受け入れてしまう絶妙なラインの悪口になっている。
いまの有吉のSNSの運用では、毒舌やアダ名芸と同じで「絶妙なライン」を突くのがうまいと感じる。櫻井のファンとやり合ったときもすぐにオチをつけたり、藤本への暴言も本人がツッコミを入れやすいギリギリのラインで展開。
つまり、有吉はSNSの運用においても、芸と同じく絶妙なラインで時事ネタや芸人、一般人をイジり炎上が起こらなくしているのだ。まさに名人芸とも言うべき匙(さじ)加減で、毒舌と暴言の間をうまくすり抜け笑いを生み出している。
また、数多くの番組でMCを務めているからこそ、世間の怒るラインを把握し地雷を避けることに成功するのだろう。
◆フワちゃんはSNSの使い方を有吉に学んだほうがいい
フワちゃんもテレビなどで見るキャラと同じく、SNSでは毒舌を売りにしていた。しかし、有吉ほど芸達者でも無く、またギリギリのラインの見極め方で失敗をしたのだろう。
有吉のSNSの運用法は、全芸能人が参考にしたほうがいいほど優れたもので、今後フワちゃんが芸能界に復帰するならSNSの使い方を一から有吉に学んだほうがいいだろう。
<文/ゆるま小林>
◆フワちゃんの危ういSNS運用
収まりがつかない今回の騒動だが、事の発端はフワちゃんが頻繁に更新していたX(旧ツイッター)の書き込みだ。
不適切な書き込みを行った経緯としては、“もしアンチコメントが付くなら…”と仮定し記したものをその場にいた人に見せたが、誤操作で投稿したと本人は公表している。これが本当ならお粗末としか言いようがないが、そもそもフワちゃんはこれまでもSNSの使用方法で危うさを見せていた。
インスタグラムのストーリーズを使用していたフワちゃんは、脊髄反射的にSNSを更新することがあるようだ。今回の騒動と関連して、Xの有料サブスクリプションサービスで、ファンに向けて「誹謗中傷マジ余裕タイプ」などと活動休止発表の8日前につぶやいていたことが一部で報じられている。
加えて、この有料サブスクでは、過去にフワちゃんがかなり過激な投稿をしていたことが明かされ、千原ジュニア、石原さとみも餌食になっていた疑惑が出ている。今回のやす子への騒動もふくめ、フワちゃんは決定的にSNSの利用が下手なことがわかる。
そもそもフワちゃんだけでなく、ここ最近では生田斗真やWEST.の中間淳太もSNSへの投稿に賛否が出ている。芸能人にとって、ファンを獲得するツールであるはずのSNSで、大失態を犯すケースが増えているのだ。
そんな中、神業的にSNSの使用がうまい芸能人がいる。それが、お笑い芸人の有吉弘行だ。
◆フォロワー総数は1000万人超えでも有吉炎上せず
現在、原稿を執筆している8月16日時点では、有吉のXのフォロワー数は769万人(インスタグラム、Threadsも合わせると約1000万人)となっている。フワちゃんが同時期で109万人のフォロワーであることを考えると、とてつもない数字であることがわかる。
有吉はX・インスタグラム共に、番組を宣伝するリポストとあわせ何気ない日常的な投稿を繰り返している。ただ、中には過激なものもあって、一般のユーザーとバトルを繰り広げることも。
2024年5月24日には、有吉を名指しで批判したユーザーとバトルし、「最初有吉さんで後半から感情あふれて有吉呼ばわり。気分が悪いです。カスハラでしょうか?」と返信。しかし、炎上騒動になる前に、「カスハラかと思ったら櫻井くんのファンだったお詫びして訂正します。」と、番組で共演する櫻井翔のファンであることを明かし笑いに変えている。
また、一言コメントを投稿しているThreadsでは、今年5月に「藤本っていつまで反省するの?」とFUJIWARA・藤本敏史の謹慎騒動をイジる場面も。ちなみに、藤本が「決められへんわ!」と返信し笑いに変えたが、一部のアンチユーザーがこの投稿に批判的なコメントを書き込んだことで炎上の恐れもあった。
今回のフワちゃんの騒動に関しても、有吉は番組共演が多いことで言及するのか、週刊誌はじめネットニュースはじめ注目されている。
しかし、有吉はスカすように8月14日にXの投稿で、「週刊誌の窓際おじさんが意見を言えとずいぶん煽ってくるだけどこちらも双葉社の手先、お互い商売だ!意見を言うなら双葉社だ!いつか言うぞ!すごいこと言うぞ!双葉社じゃなきゃ言わないぞ!フワちゃんも中丸もランジャタイも稲田も!」と宣言。
自身がコラムの連載を持つ双葉社のHPに繋がるリンクを貼るだけで、コラムで言及するのか不明のまま放置されている。これも、世間の興味を引きながら肩透かしするおもしろさを見せ、ギリギリ炎上しないラインを攻めている。
ここまで紹介したのは、有吉がSNSで起こした騒動の一部だが、フォロワー数を考えると炎上してもおかしくないような投稿も多々ある。しかし、なぜ有吉の投稿は許されるのか?
◆有吉がSNSで炎上しない理由
理由として、有吉の芸人としてのスキルの高さが挙げられる。
現在はMCとして活躍する有吉だが、猿岩石としてブレイクした後は、売れない暗黒期を体験。その後、ピン芸人として『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などで傍若無人なキャラを開拓し、毒舌で注目を浴びるようになった。
さらに、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で開花させた、アダ名芸で再ブレイクしている。この毒舌とアダ名芸は、相手が怒るギリギリのラインを攻めたことで視聴者に受け入れられた。
有名なところでは、お笑い芸人の品川祐に対してつけたアダ名の「おしゃべりクソ野郎」がある。品川も血気盛んな芸人として知られているが、このアダ名には激怒するでもなく、本人もすんなり受け入れてしまう絶妙なラインの悪口になっている。
いまの有吉のSNSの運用では、毒舌やアダ名芸と同じで「絶妙なライン」を突くのがうまいと感じる。櫻井のファンとやり合ったときもすぐにオチをつけたり、藤本への暴言も本人がツッコミを入れやすいギリギリのラインで展開。
つまり、有吉はSNSの運用においても、芸と同じく絶妙なラインで時事ネタや芸人、一般人をイジり炎上が起こらなくしているのだ。まさに名人芸とも言うべき匙(さじ)加減で、毒舌と暴言の間をうまくすり抜け笑いを生み出している。
また、数多くの番組でMCを務めているからこそ、世間の怒るラインを把握し地雷を避けることに成功するのだろう。
◆フワちゃんはSNSの使い方を有吉に学んだほうがいい
フワちゃんもテレビなどで見るキャラと同じく、SNSでは毒舌を売りにしていた。しかし、有吉ほど芸達者でも無く、またギリギリのラインの見極め方で失敗をしたのだろう。
有吉のSNSの運用法は、全芸能人が参考にしたほうがいいほど優れたもので、今後フワちゃんが芸能界に復帰するならSNSの使い方を一から有吉に学んだほうがいいだろう。
<文/ゆるま小林>
【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/item/neta/12194-3299834/