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現地7月27日、パリ五輪柔道男子60キロ級の準々決勝で、初出場の永山竜樹(世界ランキング6位)がスペイン代表のフランシスコ・ガルリゴス(同4位)と対戦し、「片手絞め」で一本負けを喫した。しかし、決着シーンの“不可解判定”が物議を醸しており、その反響は日本国内に留まらず、全世界へと広がっている。
【画像】日本一かわいい柔道家!無敵の女王、阿部詩の厳選ショットをお届け! 試合開始2分過ぎ、2023年世界王者の寝技に耐えていた永山。ここで審判から「待て!」がかかるが、そのままガルリゴスは数秒ほど絞め技を継続した。さらに永山が失神すると、審判はガルリゴスの一本勝ちを宣告。この判定に納得がいかない日本サイドは、抗議の意思を示したが、結局、判定が覆ることはなかった。
最終的に2人は銅メダルを獲得。なかでもガルリゴスは、自身のSNSにメダル獲得の喜びを共有しているが、現在、そのコメント欄が大炎上中だ。さらにネット上では、審判へのバッシングも殺到…。こうした状況を受け、16年リオ五輪男子100キロ級銅メダリストの羽賀龍之介は、一旦冷静になるようX上で訴えかけている。
文面では、「判定に関して自分の意見を述べるのは良いと思うけど、審判員を特定したり、その審判員の過去のジャッジを批判したり、対戦相手のアカウントに攻撃的なコメントを残したり、アジア人だからどうのこうのと人種問題に結びつけたり、それは違うと思う」と自身の見解を吐露。「どうか冷静に」と呼びかけた。
波紋を広げている今回の“不可解判定問題”。しばらくその余波は収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
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引用元:https://news.nifty.com//article/sports/athletic/12290-3242536/