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台湾メディアのTVBS新聞網は21日、東京の飲食店が「中国人、韓国人お断り」を掲げ批判が殺到したことに反論したものの、さらなる批判が寄せられていると報じた。
新宿・大久保にある飲食店がこのほど、X(旧ツイッター)公式アカウントで1枚の写真を投稿。写真には店先に「嫌な思いをして働く気はないので中国人、韓国人お断りします」などと書いている様子が写っていた。
TVBS新聞網の記事はこの投稿に対して、日本のネットユーザーから「店にも客を選ぶ権利はある」「何か嫌な思いをしたのだろう」と理解を示す声が上がる一方、「こういう店には入りづらい」「人種差別だ」「同じ日本人として恥ずかしい」「なぜ日本語で書くのか」といった批判の声が多く上がったと説明した。
また、「同店が位置する大久保付近は外国人が多いことで知られ、近くにはアジアンスーパーが立ち並び、日本における韓流発信の地である新大久保も徒歩圏内だ」と紹介し、「外国人が多い場所で店を出しているにもかかわらずこのような排外主義的な内容を書いていることに多くのユーザーが疑問を抱いた」とも説明した。
その上で、日本のメディア「SmartFLASH」の報道として、同店の店主が常連客に対し「書き込みを消すつもりはない」「根本的に俺が被害者」などと語っていたこと、同店の客からは「多様性は気持ちが悪い」との声もあったことを紹介した。
TVBS新聞網の記事は、この件が物議を醸した後に同店が再び店先に「中国人、韓国人からの暴力行為、営業妨害が頻発したのでお断りしますと書いたら『差別するな!』『○ね』『○す』とSNSが炎上した。被害者がたたかれるというのが事実だったと実感している。個人の飲食店はたたきやすいのだろう」という趣旨の内容を記したことを伝えた。
一方で、これに対してSNS上で「(店のSNSアカウントには)『○ね』『○す』といった投稿など見かけないし、もっと大切な指摘がたくさんあるのにそこを無視している」「迷惑客がいたのならその個人を出禁にすればいいのであって国籍を理由にすべきでない」「同店はレビューで低評価を付けた人に『迷惑行為をした○○人』と難癖をつけているので、実際に迷惑行為を受けたのかすら信ぴょう性が低い」といった反論も寄せられていると伝えた。
同記事はこのほか、日本では最近、外国人客を断る飲食店がたびたび物議を醸していることにも言及。昨年には、台湾人観光客の男性が京都の洋食店に入り英語で「2人ですが席はありますか?」と尋ねると、店主が大声で「NO!」と答え、怒りに満ちたような表情で追い出される出来事があったことを紹介した。(翻訳・編集/北田)
スッキリ♪ pic.twitter.com/dgus0sMvIS
— 大久保バル (@okubo_BAR) July 5, 2024
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/world/china/12181-3224393/