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「ご支援下さった方に感謝を」当初は8割が反対…震災の爪痕残る能登の夏“あばれ祭”【報道ステーション】(2024年7月5日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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江戸時代から伝わる、巨大な灯籠『キリコ』が街を練り歩き乱舞する祭りが、能登半島の各地で開かれます。その初陣を切る、能登町の『あばれ祭』が5日に始まりました。

元日に起きた能登半島地震の影響で、いまだ多くの人が避難生活を続けています。そんな状況で開催するか否か。伝統と現実の間で交差する地元の想いを取材しました。

■能登の夏“キリコ”の乱舞

キリコを担ぐお祭りは、あばれ祭を皮切りに、夏から秋ごろにかけて、能登の各地で200以上行われます。五穀豊穣などを祈願したり、大漁を願ったりと地域によって様々です。

5~6日の2日間、能登町の宇出津地区で行われる、あばれ祭は、悪疫退散などを願う地域の人がつないできた、日本でも指折りの奇祭の一つ。350年以上の歴史があり、毎年延べ4万人の観光客が訪れます。

祭りの前日。石川県の土木事務所の職員たちが、キリコが巡行するルートの最終確認をしていました。町のメイン通りとなる国道249号沿いの歩道では、仮復旧までは完了しましたが、町に残された爪痕は、いまだ色濃く残っています。

港周辺は30センチほど地盤沈下し、民宿は営業再開ができないなど、観光客の受け入れが整っていないため、町は観光PRを自粛しました。

石川県土木部 青山正道さん(39)
「(Q.間に合いますか)間に合わせます」

祭りの準備は5月ごろから。そこには能登町出身の青山さんの姿も。しかも、今年は祭りで欠かせない、たいまつ作りという重要な任務を担っていました。

石川県土木部 青山正道さん
「いよいよやなって。さらに気持ちがこもる。そんな感じです」

■震災の“爪痕”開催めぐり「賛否」

今年参加を決めた町会は38から27に。キリコの数は約40基から32基に減りました。石川県によると、能登地方のキリコ祭りのうち、半数以上が中止か開催未定となっています。高齢化率に加え、震災以降の人口流出が顕著で、転出者の数は前年の7倍近くとなっています。町からの人からは反対の声も多く寄せられたといいます。

宇出津祭礼委員会 新谷俊英委員長
「まだ公費解体で順番を待っている方、避難されている方もまだいますから。忘れて祭りをするのではなくて、そういう人たちのことを第一に考えながら『やろう』と」

この思いは青山さんも同じです。発災当初、混乱の中で印象的だったのは、支援してくれた人の姿でした。

石川県土木部 青山正道さん
「(祭りの開催は)『ご支援くださった方への感謝』。支援がなかったら宇出津に限らず、能登全部が今こうした状況じゃないと思う」

■灯籠“キリコ”に願いを込めて

そして迎えた本番当日。キリコの出陣を前に、青山さんはある場所へと向かいました。そこは、17年前、51歳の若さで亡くなった父・伸吉さんが眠る場所。祭りが好きだった伸吉さんは生前、こんなことを口にしていたといいます。

石川県土木部 青山正道さん
「普通、盆前に来るじゃないですか。盆には帰ってこんし、祭りの日だけ帰ってくるって。そんなことを本人言っていたんで」

祭り好きだった父のため、能登の復興のため。宇出津の町に祈りの掛け声が響き渡ります。

石川県土木部 青山正道さん
「決して軽くないので、若いもんに負けてられるかって担いでいます」

夜、キリコたちは広場へ。

地元の人
「参加してる子どもたちが結構ニコニコで楽しそうなので、やってよかったと思います、私は」
「やっぱりこの1年目は(祭りを)やっておかないといけないかなと。いざ目の前にしたら、そういうふうに思って。こういう光景を見ると自分も元気付けられますし、本当にこういう場に立ち会えて、自分としてうれしく思います」
「地元を離れている人も、祭りを見て戻ってくる方も増えたらいいなと。祭りが終わったら、少しずつでも復興に力を貸して、地元の方以外の全国の皆さんに応援していただければ」

あばれ祭は6日、キリコに加えて神輿も登場。町はいっそうの激しさと祈りに包まれます。

■乱舞する“キリコ”地元の思いは

(Q.お父さんは『祭りの日に帰ってくる』と話していたということですが、祭りの日をどんな思いで迎えましたか)

石川県土木部 青山正道さん
「今、祭りを開催している中では、例年と同じような気持ちで臨んだところがあります。ここまで来るのに色んなご支援を下さった皆様や、この祭りを通じて能登全体の復興につながればという思いがあって、複雑な思いの中で進めてきました。その中で、父親が最後にそういった言葉をくれたので、なかなか言葉にするのは難しいですが、父親の力も借りて今日を迎えたという気持ちです」

(Q.今年だから力が入った部分もありましたか)

石川県土木部 青山正道さん
「私の町内に限らず、宇出津の町内で30基ほどが稼働しました。私が正直に感じたのは、いつも以上に元気だった。地震があって一人ひとりがそういった気持ちになったのかは分からないですが、いつも以上に盛り上がった気がします」

(Q.祭り当日を迎えて、この先どんな風につなげていきたいと思っていますか)

石川県土木部 青山正道さん
「私らはいつもの祭りをとやったので、次にどう発展していくかは分かりません。まずは宇出津の元気を取り戻す。そして、能登全体につながっていきたい。一つの祭りを通して、能登地区全てが元気になっていけたらと今は思っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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