東京ヴェルディOBの高木義成氏が、今月2日から3日にかけてXを更新。古巣やライバルクラブのFC東京に関する日本人記者のSNS投稿を批判している。

　X上では、2日午後以降に一部記者のSNS投稿がJ2降格に関する内容だと話題に。ネット上で「非常に不快」「センスが無い」「FC東京、東京ヴェルディどっちのサポーターにとっても気分悪い」などと批判が相次ぐと、当該記者が自身のSNS投稿について謝罪。複数メディアを巻き込む騒動に発展している。

　この出来事を受けて、高木氏は「降格ってよう簡単に口に出したもんだな」と切り出すと、「降格ってそんなに甘くないぞ。薄っぺらいやつが口に出して良い言葉じゃない。ライバルチームに降格してほしいとかも同じ。選手もスタッフもサポーターやファンもチームに関わる全ての人の人生変えてしまう。味わった事ないだろ？落として戻してまた落ちて。後半戦も皆さん頑張ってください」と投稿内容を非難。

　「投稿を消すなら絡むな。以上。Xなんて所詮便所の落書き。でも、使い方次第では本当に良いコンテンツになるし、逆も然り。私は実名。ほとんどが匿名。プロレスでええやん」と、SNS投稿のあり方について私見を述べている。

　東京VはJ1昇格組ながらも、J1第21節終了時点で7勝9分5敗と健闘。後半の勝負強さで注目を集めているほか、城福浩監督の選手に対する試合後の声掛けも話題になっている。

　なお高木氏は前身のヴェルディ川崎時代も含めて、10年間にわたり東京Vでプレー。東京Vを退団した後は名古屋グランパス、FC岐阜に在籍。2017シーズン限りで現役を退くと、引退後は自身のYouTubeチャンネルを通じてゴールキーパーのトレーニングメソッドを発信している。