水原被告の“大谷マネー”送金先セレブが胴元とラスベガスで散財　23億円超受け取って【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2024年5月15日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■水原被告「無罪です」形式的に…5分で終了

　自身の罪を告白してから、およそ2カ月。雲隠れを続けていた水原一平被告（39）が事件後初めて、公の場に姿を現しました。

　いまだ分からないことだらけのこの事件。世界中から詰め掛けた記者から質問が飛び交いますが、表情一つ変えない水原被告は、終始無言で歩き続けます。

　以前より伸びた襟足と少し疲れた表情。力なく遠くを見つめる水原被告の瞳には、どんな未来が映っているのでしょうか。

　水原被告は問い掛けに応じることはなく、そのまま裁判所へ出廷しました。

　法廷に立った水原被告は「Yes」を5回、「有罪答弁を避けます」を1回発言したのみで、口数は多くありませんでした。

　今回の公判ではすでに司法取引で有罪を認めていますが、罪状認否では形式的に有罪答弁を避けました。

　開始からわずか5分で閉廷となり、水原被告はすぐに姿を現しました。

　出廷の時と異なり、記者からの質問の勢いも増します。水原被告は、最後まで口を開くことはありませんでした。

　水原被告は違法スポーツ賭博のために、大谷翔平選手の口座からおよそ1700万ドル、26億円余りを不正に送金した銀行詐欺の罪と、虚偽の納税申告書を提出した2つの罪で起訴されています。

■約23億3600万円受け取った…セレブの素顔

　水原被告が大谷選手の口座から勝手に送金したとされる大金。その行方に関しては、2人の人物が関係しているといいます。

　その2人とは、ブックメーカーの胴元であるマシュー・ボウヤー氏と、水原被告の不正送金先とされているライアン・ボヤジアン氏です。

　ボヤジアン氏はアメリカで人気のリアリティー番組に出演していて、セレブとして知られる人物です。

　自身のSNSからはホテルのプールではしゃぐ様子など、華やかな生活ぶりがうかがえます。

ワシントン・ポスト
「長年にわたって、ボウヤー氏のビジネス取引に頻繁に登場していたのが、親友でありパートナーのボヤジアン氏」

　2人は、ラスベガスのカジノ場でも一緒にいる姿がたびたび目撃されるなど、蜜月関係にあったとされています。

ワシントン・ポスト
「ボヤジアン氏は2022年2月から2023年10月の間に、大谷の銀行口座からおよそ23億3600万円（1500万ドル）を受け取った」

　ボヤジアン氏は日本円でおよそ23億3600万円を、ボウヤー氏の代わりに受け取っていました。一体、この巨額な資金はどうなったのでしょうか。

■カジノで散財…“大谷マネー”約8割失う

　現地メディアによりますと、ボウヤー氏とボヤジアン氏が大谷選手の銀行口座から数百万ドル分を受け取ったのとほぼ同じ時期に、ラスベガスのカジノ場にボウヤー氏は32回訪れ、790万ドル。ボヤジアン氏は21回訪れ、370万ドル失っていたといいます。

　大谷選手の口座からおよそ23億3600万円を受け取ったボヤジアン氏。そのころ、ボウヤー氏と共に何度もカジノへ足を運んでいたといいます。

　しかし、負けが重なり、ボウヤー氏はおよそ12億3000万円（790万ドル）、ボヤジアン氏はおよそ5億8000万円（370万ドル）ほどと、失った額は合わせておよそ18億円分。送金された大谷選手の資金の8割近くにまで達していました。

　ボウヤー氏とボヤジアン氏が通っていたカジノ場に2人について問い合わせてみると、一連のスキャンダルに対する声明文が返ってきました。

2人が通っていたカジノ場
「当社が、ボウヤー氏とボヤジアン氏に関する情報を把握した時点で、我々はただちに彼らを施設から排除する措置を取りました。彼らは再入場を許可されておらず、立入禁止措置は続いています」

　ボウヤー氏は家宅捜索を受けていますが、ボヤジアン氏は代理人弁護士によると、検察側と司法取引を行い、捜査に協力することで免責を得ているということです。

　水原被告の次回期日は6月14日で、その際に有罪答弁する予定となっています。

（「グッド！モーニング」2024年5月15日放送分より）
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