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　お笑いコンビ「デニス」の植野行雄（42）と松下宣夫（39）が20日、NSC（吉本総合芸能学院）とYDA（よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー）の合同オープンスクールに特別講師として登場した。

　「デニスの怖いYouTube」にてチャンネル登録者数31万人超を誇るユーチューバーとしても活躍中の2人。「売れてる芸能人には霊が憑いている」というある霊能者の言葉を信じ、芸能界で売れるため霊に憑かれようと心霊スポットを訪れる動画を配信しており、この日は動画の撮影秘話など、約1時間にわたって講演した。

　撮影中の怖かったエピソードを問われた植野は「全員霊感ゼロなんで、何が起きてるか分からん」制作陣について言及。

　さらにチャンネルのコンセプトについても「“霊を憑けたら売れる”って言ってるけど、事故物件とかって悪い霊じゃないですか。憑けてみないと分からへんて言うけど、憑けなくても悪い霊をつける必要はないって言って。それで俺が叩かれてるんですよ」と不満がある様子。

　デニスは同チャンネルをきっかけに3日に放送されたTBS系「水曜日のダウンタウン」に出演。「心霊スポット、幽霊が出てくるより怒った管理人が出てくる方が怖い説」という企画に登場し、松下は「スタッフさんが仕掛け人をやってくれてり感謝しかない」と述べた。一方「そこでも行雄ちゃんが管理人の人に一言多くてちょっとプチ炎上を…」と植野が仕掛け人の管理人に放った言葉に批判が集まった件について言及。

　植野は「俺ってそういう（叩かれる）運命」と自虐的に語るも「それでこいつ（松下）なんにもしてないです。なんにもしてないのに俺が下がったことでこいつが上がってるんです。そんなことある！？」と相対的に評価が上がった相方を追求。植野の発言を報じた記事には、静観した松下を「大人な対応」と賞賛するコメントが寄せられており「それでヤフーニュースで松下の評価が上がってるんです。だから俺ノブくん（松下）に怒ってるんです」と不満げな表情を見せていた。