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■日焼け止め、どう選んでる?
晴れの日が続き、だんだん強くなってくる“紫外線”。日焼け止めを使い始めたという人も多いのでは?そんな日焼け止め、皆さんはどのように選んでいますか?
街の人(30代)
「SPFやPAが高いものを割と選んでいます」
街の人(50代)
「ついつい、(数値が)多いのを買ってしまいますね。最大値のやつを買ってしまいます」
街の人(30代)
「一応(数値が)高ければいいなってふうには思っています。50とかの方がいいなとは思っている」
SPFとPAの数値で選んでいる人が多いようですが、そもそもこの数値は何を表しているのでしょうか?130年以上の歴史を持つ大手日用品メーカー「花王」に教えてもらいました。
花王 事業PR戦略部 大家千亜紀さん
「それぞれ防いでいる紫外線が異なります。日常生活で浴びる紫外線は主に2種類ある」
2種類あるという紫外線。なんと、どちらかがシワの原因に、どちらかがシミの原因になるといいます。SPFとPAは、それぞれどちらの紫外線を防いでいるのか教えてもらいました。
■SPFとPAの意味…選ぶ際のポイントは?
大家さん
「SPFとPAは、両方とも紫外線防止効果の程度を表す」
しかしなぜ、2つ表記されているのでしょうか。
大家さん
「それぞれ防いでいる紫外線が異なります。日常生活で浴びる紫外線は主に2種類あります」
紫外線にはAとBの2種類があり、紫外線Aは長時間かけて蓄積し、シワやたるみなどを促す原因になる紫外線。紫外線Bは短時間で炎症を起こし、シミ・そばかすの原因になる紫外線です。
SPF数字は紫外線Bを、PAのプラスは紫外線Aを防ぐ効果を表しています。ところが…。
大家さん
「SPFとPAは、あくまでも商品比較のための目安の数値とお考えいただければと思います」
実は日焼け止めの90%以上がSPF50を超える高数値のため、SPFもPAも目安にしかならないといいます。では、日焼け止めはどうやって選べばよいのでしょうか?
大家さん
「生活シーンですとか、目的に合わせて適切な日焼け止めをご選択いただけるのが大切かなと思います」
選ぶ際の重要なポイントは“目的に合わせて選ぶこと”。
大家さん
「炎天下でのレジャーやスポーツの時は、汗や水に強いウォータープルーフ。通勤通学、普段の買い物などの日常の場面ですと、ベタつかないですとか、気持ち良い使用感のものを選ぶということも選択肢の一つだと思っています」
日焼け止めは、去年買ったものが残っているという人もいるかもしれませんが、明確な使用期限はないそうです。
ただ、中身が変化する恐れがあるので、早めに使い切ってほしいということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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