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がん専門相談員「あなたのことを教えて下さい」患者の希望を聞き人生をつなぐ(2024年4月16日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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今、2人に1人ががんになる時代です。しかし、医師から「がん」と診断された時、患者の頭をよぎるのは家族や仕事、そして自らの人生のこと。突き付けられた現実でいっぱいになり、何も考えられなくなることがあるといいます。

患者の娘・岩崎圭子さん(仮名 以下、岩崎さん)
「やっぱり最初話していても素人が話しているから全然先に進まない。手術どうするとか」

患者・遠藤華さん(仮名)
「ずっとね、堂々巡りなんだよね」

岩崎さん
「知識のない中で話しているから」

それを助けるのが、「がん専門相談員」です。

がん専門相談員・坂本はと恵さん(以下、坂本さん)
「医学的な情報云々のことだけじゃなくて出会って間もない先生と診察室だけで話すって先生の人柄も見えづらかったりとか、いろんなことがあるんですよね」

岩崎さん
「先生のことももちろん信用できてそれも大きいんです。けれども、でも、それをがばって押してくれたのが坂本さんで…」

患者や家族などの希望を聞き、寄り添い、人生を支えます。千葉県の国立がん研究センター東病院の職員で、医療ソーシャルワーカーの坂本はと恵さん。職場は、院内にある「がん相談支援センター」です。

「がん相談支援センター」は、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されています。がんと診断された患者や家族、そしてパートナーなど誰でも無料で相談できます。坂本さんはここで「がん専門相談員」として働いています。

坂本さん
「がんの診断というすごい大きな出来事というんですかね。頭が真っ白になってるとは思うんですけど。でもやっぱりそういう中にありながらもこうありたいとか、こうなりたいんだけども、一体次の一歩をどう踏み出したらいいかわからない。自分が今直面している、抱え込んでいた、いろんな思いとか。あとは自分が、どんなことを大事にしてきたのかっていうことが言葉に出すと可視化できるじゃないですか。対話をしながら可視化していく。そしてもう一回整理し直すところのお手伝いをする立場だと思っています」

東病院では坂本さんたち「がん専門相談員」8人が、患者や家族などの療養生活に関するあらゆる疑問や悩みごとを聞きます。

そして医師や看護師、地域の関係者などと連携しながら、必要な情報を提供したり、その人らしい療養生活を
実現できるようお手伝いしています。

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この日、退院前のカンファレンスに臨んだのは、乳がん患者の藤原やまとさん(仮名 以下、藤原さん)です。相談員の坂本さんや医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど10人が集まりました。

坂本さん
「お家での生活、サービスとかもスムーズにつながるようにというところで、この場を持たせて頂きました。改めて自己紹介させて頂きます。私、がんセンターの坂本です」

藤原さんが体に異変を感じたのは、9年ほど前のこと。

藤原さん
「娘が中学に上がる頃に左胸に丸いしこりがあって「これ危ないな」ってすぐ分かったんですけど。病院に行くのは、(娘が)思春期の時にはきついかなと」

検査も受けず仕事を継続…しかしその後、重い貧血になり、病院を受診したところ「転移をともなう乳がん」と
診断されました。東病院で抗がん剤や放射線治療を受けてきましたが去年春ごろから病状が悪化。

藤原さん
「先生がその状態を見て、これは肺に水が溜まっていて病院で治療してもらおうと」

1週間入院し、胸に溜まった水を抜き、退院後の生活の準備を整えてきた藤原さん。入院する前までは呼吸の苦しさや胸の痛みを訴えていました。

病院や薬に馴染みのない生き方をしてきたという藤原さん。がん患者の家族をもつ友人に紹介されたのが坂本さんでした。薬による痛みのコントロールや、介護用リクライニングベッドの導入で辛い症状が和らいだといいます。

藤原さん
「病院に入ってリクライニングベッドの素晴らしさ、それをすぐに(帰宅後も)使えるようにして頂いたので本当に起き上がる時とか、すごく安心だなと」

坂本さん
「こういう頻度で、こういう部分で、医療者だとか介護の方とかに入ってもらいたい、。こんな風に考えているということを教えてもらってもいいですか」

藤原さん
「これからは1週間ごとのストレスで状況変わってくるので、それを診て頂けるのはすごい心強いですね」

藤原さんは退院後、自宅で「緩和ケア」を受けるため医師や看護師、介護士などの訪問サポートをお願いすることにしました。

担当医
「買い物とかはヘルパーさん使えますよね?」

坂本さん
「制約があるとしたら家族全体の買い物はできなくて」

藤原さん
「じゃあ私のお昼とかそういうのは買ってきてもらえる」

坂本さん
「そのあたりケアマネさん?」

ケアマネージャー
「買い物については介護保険申請これからですよね。私の方で代行できますのでお任せ頂ければ」

藤原さん
「そういうのがいいんですよね、全然わかんないから」

オンラインで参加していた、これから藤原さんの訪問診療を担当するクリニックの看護師からは、こんな質問が…

在宅クリニック看護師
「ご自宅の方に帰られて、いざという時の対応なんですが、(東)病院の方で受け入れはどうなっていますか?」

もし、自宅で容体が急変した時に、どう対応するか。

坂本さん
「その件は、自身の希望がしっかりあって…」

自分の口から希望を伝えて欲しい。坂本さんは、そんな思いで藤原さんに発言を促します。

藤原さん
「将来何年後かに、そういう時になったら、延命処置…そういうのもなしで終わりたい」

乳がんを患い、自宅で「緩和ケア」を受けることを決めた藤原さん。医療や介護を担うスタッフの前でこんな希望を口にしました。

藤原さん
「これが天命って思っているので、そうなった時には家族にも慌てず、救急車呼んだり、延命処置、そういうのもなしで終わりたい。そう伝えてあります。そこまでの幸せな人生で閉じる、って感じです」

在宅クリニック看護師
「わかりました。例えば呼吸苦が強くなってしまって、胸水穿刺(胸から水を抜く処置)をすれば楽になるよという場合とかは、受け入れとかはどうなっているでしょうか」

腫瘍内科医師・細野亜古さん
「ご本人とのお話では、もう在宅に帰られたら、そこで…そういう処置も終わりだねっていう話になっています」

在宅クリニック看護師
「わかりました」

腫瘍内科医師・細野亜古さん
「すごい気が変わってって時は、ご本人の気が変わった時にはご相談して頂ければいいんですけど」

在宅クリニック看護師
「はい、わかりました。ありがとうございます」

無理な延命処置はせず、見送ってほしい。藤原さんの意向を医療スタッフみんなで共有します。

坂本さん
「ご主人は聞いておきたいことはありますか?」

藤原さんの夫・昴さん(仮名)
「家族以外の誰かが見てくれるっていう、何かあった時の連絡先がきっちりとできるっていうのは家族にとってもありがたいことだなと思います」

会社の同僚だった昴さんと出会い結婚した藤原さん。娘の和泉さんと3人、幸せな毎日を送ってきました。

自宅へ帰る日がやってきました。医療・介護スタッフなどが訪問するスケジュールを坂本さんが確認します。

坂本さん
「ご家族の事をすごく大事に思っておられるので、少し体の辛さが和らぐと家族とのコミュニケーションもスムーズになるじゃないですか、そういう状況で帰って頂けそうだなって。素直に嬉しいですし、少しでも穏やかに過ごせる日々が長く続くといいなって…」

藤原さん
「色々と本当に助かりました。細やかにありがとうございました」

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坂本さんの日常。入院病棟にある、全てのナースステーションにも毎日、顔を出します。

看護師
「80代のご主人と二人暮らしなので…」

坂本さん
「訪問診療とか考えなくていいのかな?」

看護師
「訪問診療、一応案内程度でやっているんですね」

退院後の療養生活の希望など、患者の情報を些細なことでも気にかけ、確認していきます。退院前のカンファレンスに臨んだ神宮寺京子さん(仮名 以下、神宮寺さん)は、がんの影響で声が出せないため、思いをボードに書いて伝えます。チームのメンバーがその言葉一つひとつを読み、家族の疑問と合わせて丁寧に聞き取っていきます。

神宮寺さんの夫
「訪問看護と伺いましたけど、正式に2日に1回なのか、毎日なのかはいつ決めるのですか?」

ワーファさん
「退院が決まってきたらその時のお体の状態とご本人様のご希望ですよね。それを合わせて坂本さんが連絡をくれると思うので…」

実は、神宮寺さん、およそ30年前の東病院開設当初から看護師として長年、がん患者に寄り添ってきました。

神宮寺さんの娘代読:
「私の退院後の生活まで心配していろいろな手段を講じて頂きありがとうございました」

坂本さん
「今みたいな日々の疑問をどんどん、ご家族が安心して過ごすことも大事なケアなので」

ワーファさん
「仰る通りです。一緒に相談しながら一緒にやっていきましょう」

神宮寺さんの夫
「お願いします」

大先輩から見た、坂本さんは―。

Q:坂本さんはどういう方?

神宮寺さん
「(筆談)温かくて気が付いて、頭の良いリーダーです」

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神戸での緩和医療に関する学会参加中の一コマ。ふと思い出したのは、退院した患者のことでした。

坂本さん
「患者さんの雰囲気とか・・季節とかそんなことを思い浮かべながら、イメージ的にレモンのように爽やかな生き方の方だなと思ったので、改めて退院して一息ついたところで感謝の気持ちを伝えたいなと思って…」

手紙の宛先は、延命処置を望まず、自宅で「緩和ケア」を受ける藤原やまとさんです。

坂本さん
「出会って病院から送り出すまで、本当にわずか1週間足らずだったんですよね。これまでどう生きてきたかっていうことをすごく率直に教えて下さり、病院を出る時に「こんなに色々準備してくれてありがとう」ってすごい笑顔を見せて下さって、それが私たちの日々のやりがいになったりするんで、お手紙で文字に残る形でいつでも見返せるようにするような形でメッセージを伝えることで、もう相談してはいけないのかなっていう気持ちのハードルが下がればいいなって」

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自身の闘病体験をもとに、小児がんを含む、がん患者やその家族の支援を続ける桜井なおみさん。長年にわたって坂本さんと活動を共にしてきました。

CSRプロジェクト代表理事 がんサバイバー 桜井なおみさん(以下、桜井さん)
「待つんだよね。待てるの。患者さんを信じているから、患者さん自身が解決する時間を待ってくれるんですよ。少し待ちながら少しずつ羅針盤の光で照らしていってあげる。歩くのは患者だから。その力を信じてくれている
のがわかるのですごく嬉しいんですよね。だから私たちも信頼して「坂本さん、坂本さん」と言える」

この仕事に就いて20年以上…患者の人生を見つめる日々。
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[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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