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「日本だったから、全員が脱出することができた」“JAL機炎上事故”が世界的に見ても“異例かつ偉業”だった理由(2024年4月15日)|BIGLOBEニュース -芸能ニュース/炎上まとめ

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「日本だったから、全員が脱出することができた」“JAL機炎上事故”が世界的に見ても“異例かつ偉業”だった理由

2024年4月15日(月)12時0分 文春オンライン

〈 お酒も飲めないし、海にも潜れない…ステイ先が“楽園ハワイ”でもCAたちはイマイチ楽しめない特殊事情 〉から続く

「JALのクルーが素晴らしかった」「日本だったから、全員が脱出することができたのだろう」との声も……。今年1月に起きた、羽田空港でJAL機と海上保安庁の航空機が衝突した事故は、海外の航空会社スタッフたちからはどう見えたのか?

 国際線外資系CAでYouTuberとしても活躍する、Ryucrew(リュークルー)さん待望の著書『 国際線外資系CAが伝えたい自由へ飛び立つ翼の育て方 当機は“自分らしい生き方”へのノンストップ直行便です 』(KADOKAWA)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 前編 を読む)

今年1月に起きた「JAL機炎上事故」は、海外の航空会社スタッフたちからどう見えたのか? ©getty

◆◆◆

炎上したJAL機からの脱出は海外でも高く評価された

 2024年を迎えたばかりの1月2日、羽田空港に着陸したJAL機と、離陸準備をしていた海上保安庁の航空機が衝突し、機体が炎上するという大変な事故が発生しました。海上保安庁の航空機に搭乗していた5名の海保職員の方が亡くなられた、とても痛ましい事故だったのですが、JAL機に搭乗していた379名の乗客・乗員は1名の死者も出すことなく、全員が脱出に成功しました。

 事故のニュースはカナダでも報道されていましたし、SNSでも事故の状況について知ることができました。いずれも、JAL機の乗客・乗員が全員助かったことがとても素晴らしいことだと報じているものが多かったです。

 この事故が発生した後、私が働く航空会社ではしばらくの間、フライト前のブリーフィングでこの事故のことが毎回のように話題に上っていました。一緒に働くパイロットやフライトアテンダントは毎便異なるため、ブリーフィングの顔ぶれも毎回変わるのですが、誰と話していても、結局最後はこの話になっていました。クルーからは「JALのクルーが素晴らしかった」ということ、そして「日本だったから、全員が脱出することができたのだろう」という声が聞かれました。

 もし、私たちが同じ状況に立たされたとしたら、きっと全員が脱出することはできなかっただろう、という話にもなりました。窓の向こうに炎が上がっている状況下でも、日本の乗客の皆さんはクルーの指示を待って行動されていましたが、こちらだったらクルーの指示を聞くことなく、我先に逃げようとする方も少なからずいらっしゃると思います。

 また、緊急脱出時には手荷物を持ち出さないように言われますが、これもおそらくこちらでは守られることがないでしょう。このことは、カナダ人のフライトアテンダント全員が口をそろえていました。

 アメリカの航空会社だったと思うのですが、少し前に、今回ほどの大事故ではなかったものの、緊急脱出に至った事故がありました。そのときの映像も、SNSで拡散されていたのですが、乗客の多くがカバンを手に我先にといった感じで脱出を試みていました。それを知っていたからこそ、今回の対応が称賛された部分もあるのだろうと思います。

 また、今回の事故では、ペットの取り扱いについて、議論がなされていました。これについては、とても多くの質問をいただきました。私自身、ゆずという柴犬と一緒に暮らしていますので、他人事ではありません。

ペットについてはどうしようもなかった

 ペットも家族の一員であるとはいえ、緊急時には人命が最優先となります。今回、事故に遭った飛行機では、ペットを貨物室に預ける規定になっていたそうですが、貨物室は整備士や貨物を扱う地上スタッフが開閉を行う場所であり、機内からクルーが勝手に開けることはできません。そのため、とてもかわいそうではあるのですが、これについてはどうしようもなかったというのが現実だと思います。

 北米の航空会社の場合、国内線や一部の路線では、小型の犬や猫を機内に連れて入るケースはよく見られます。ただし、非常時の対応は各航空会社によって変わってきます。

 私の働く航空会社では、国内線と一部路線において、小型の犬・猫であれば一緒に搭乗することが可能です。ただ、前の座席の下の荷物を入れるスペースに、ペット用のキャリーバッグが収まることが条件となります。キャリーバッグが収まらない場合には、預けていただくことになりますが、それは絶対に受け入れられないということで、ペットと一緒に飛行機を降りられる決断をするお客様もいらっしゃいます。

 ペット同伴のお客様が搭乗されたら、私たちは離陸前に必ずお声を掛けて、フライト中は絶対にキャリーバッグから出さないこと、緊急時にはキャリーバッグから出して、赤ちゃんのように抱っこした状態で一緒に避難することを説明します。

 また、介助犬は機内への同行が可能で、きちんとトレーニングされていることから、ケージやキャリーバッグには入れる必要はありません。介助する方の足元で待機していて、緊急時には一緒に避難することができます。

 搭乗時のペットの取り扱い。ここの対応については、とても難しいところだと思います。お客様やクルーのなかには、動物アレルギーのある人もいますから、その方たちにしてみれば、機内にペットを持ち込まれることにはリスクがあります。犬や猫の毛は、どんなに掃除をしても残ってしまうことがあるため、ペットが同乗した便にはアレルギーの方がいらっしゃらなかったとしても、次にその便を使うお客様のなかにアレルギーの方がいらっしゃれば、その場にペットはいないにもかかわらず、アレルギーの発作が出てしまう可能性も十分にあります。

 大切なのは、一緒に搭乗できたとしても、預けることになったとしても、気圧の変化や何時間もケージやキャリーバッグの中で動けない状態というのは、ペットにとって大きなストレスであるということを飼い主が理解することだと思います。

(Ryucrew/Webオリジナル(外部転載))


文春オンライン


]...以下引用元参照
引用元:https://news.biglobe.ne.jp/trend/0415/bso_240415_9809463066.html

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