与党批判に“長ネギ”も…4年に1度「韓国総選挙」野党圧勝か【報道ステーション】(2024年4月10日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■与党議席減で国政運営は…

女性
「政府が誤った道に歩んでいると思うので。変化が必要」
「尹政権が野党に押され、力を失うのは良くない。国民が選んだ大統領なのだから」

尹大統領の就任依頼、ずっとねじれている韓国国会。定数300議席のうち、与党は114議席を占めています。問題はこれが100議席以下になった時。韓国の大統領は国会が通した法案に対して再議を要求する、いわゆる“拒否権”を持っています。しかし、野党側が200議席以上を獲得し、議席の3分の2に達した場合、この大統領の“拒否権”をさらに拒否できるようになり、事実上、国政運営の舵は野党が握ることに。与党からすると、なんとしても食い止めなければなりません。

国民の力　韓東勲代表
「皆さんの1票で国を救ってください。その1票が足りません」

最大野党『共に民主党』も本気度は負けません。

共に民主党　李在明代表
「投票用紙は、まさしくイエローカードだ。我々がこの国の主役だ。政権の失敗にイエローカードを」

■“ネギ”で批判　野党圧勝か

選挙戦は意外なところにまで。与野党が火花を散らす総選挙ですが、その間で一時、主役となってしまったのが“長ネギ”です。発端は、尹大統領のこの発言です。

尹錫悦大統領
「市場によく行くが、長ネギが875ウォン（約100円）というのは合理的な価格だ」

価格高騰のなか、例外的に安くなっていた長ネギの値段を見て“合理的”と発言したことが「国民の実情が分かっていない」との批判につながりました。結果、選挙戦では与党を批判するグッズとして活用され、一時「投票場には長ネギを持ち込めない」というルールまでできました。

紆余曲折を経て、67％の投票率で締め切られた今回の選挙。開票作業が行われるなか、地上波テレビ局の3社による出口調査の結果が発表されました。野党圧勝の予測です。

国民の力　韓東勲代表
「最善を尽くしましたが、出口調査の結果にはがっかりです。最後まで国民の選択と、開票結果を見守ります」

大勢が判明するのは、11日未明の見通しです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp