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■被害女性「すごく巧妙だった」
投資詐欺被害者(50代)
「最終的には詐欺にあったのが分かりまして。7回にわたって入金してしまいました。522万円です」
自身について、わりと慎重を期す方だと話す女性。にもかかわらず500万円以上、送金してしまったのはオンラインでのやり取りから金銭をだまし取るSNS型投資詐欺でした。
投資詐欺被害者(50代)
「私の場合は身内が紹介してくれました。その身内は『SNSで見つけた』と言っていた。(きっかけは)まず、お金を必要と思う気持ちがあったのが一つですけど、もう一つは詐欺を働いているところがすごく巧妙だったということ」
■詐欺グループ タイで一斉摘発
巧みな言葉を使って投資を呼び掛け、詐欺を繰り返していた巨大グループが先月29日、タイで一斉摘発されました。
拘束された詐欺グループのメンバーは中国人とタイ人からなる63人で、押収したパソコンは200台以上。スマートフォンは1000台以上に上ります。
グループに日本人はいませんが、複数のメンバーが日本人をだますチームを作り、詐欺行為に及んでいたと捜査にあたっている特別捜査局は明かします。
タイ特別捜査局 ユッタナ・プレーダム副局長
「詐欺の手口は(ラインで)チャットグループを作り、そこに専門家がいるように偽ります。(偽の)専門家の(アカウント)からは取引の知識が豊富に見えるような情報が発信され、被害者は信頼してしまうのです」
実際、犯罪に使われていたLINEのやり取りでは、もっともらしい理屈で投資を呼び掛けています。
実際のLINE上でのやり取り
「現在は上昇フェーズに入っております。今の時点で購入すれば非常に高い収益を得ることができるでしょう」
こうした文章はAI(人工知能)技術による翻訳アプリで作り上げられたということです。
さらに、ターゲットに送る文章の精度を上げようと、文面を添削するやり取りも残されていました。
■著名人かたる広告急増 対策は
警察庁によりますと、SNS型投資詐欺の件数は去年1年だけでも2271件。被害額は280億円近くに上っています。
なかには、有名人や著名人の画像を無断で使うなどして架空の投資話を持ち掛けるケースもあります。
経済アナリストの馬渕磨理子さんも偽の投資広告に無断で写真を使用されました。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん
「私自身は証券会社におりますので、立場的に投資勧誘とかできない立場なんです。にもかかわらず『もうかる投資先を教えます』という文言が最も自分が嫌いな言葉なんですけど、それを自分の写真等を使って投資詐欺に使われているということが本当に腹立たしいです」
実際、写真が悪用され始めたのは3年前ですが、特になりすましアカウントが増えたのはこの1年だといいます。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん
「特に投資をする方が増えてきた時期から増えて、さらに新NISAに便乗してだと思うんですけど、非常に(偽)アカウントが増えている状態。馬渕さんからLINE登録しませんかっていうDMが来たんだけど本物ですかっていう問い合わせが本当に毎日たくさん来ていますし、実際に振り込んでしまったという声があったりとか、なかには恐らくその詐欺集団と私がイコールだと思っている方が一部いて一時期、会社に脅迫電話とかもあったりして。自分の中で精神的にちょっとギリギリのところまできています」
有名人の偽広告はあくまで入り口で、そこをクリックするとタイで摘発された詐欺グループの手口と同じようにLINEの偽投資グループに誘導されるのです。
詐欺対策アプリ開発会社トビラシステムズ 岩渕るみさん
「(Q.被害が増えている要因は?)全世代でSNSを利用する方が増え、そういった状況が一つの要因となっている」
詐欺対策アプリ開発会社では、SNS利用者にこう呼び掛けています。
詐欺対策アプリ開発会社トビラシステムズ 岩渕るみさん
「今、結構、著名人の写真を使った詐欺広告が非常に増えている状況ですので、そういったものを目にしてもすぐに飛び付いたり参加したりしない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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