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■川勝知事辞意表明 リニアは?
静岡県 川勝平太知事
「ここで仕事が一段落したということで」
2日、突如として辞意を表明した静岡県の川勝知事。理由として、真っ先に挙げたのが、最高時速500キロ、“夢の超特急”とも呼ばれるリニア中央新幹線です。
静岡県・川勝平太知事
「私はリニアの問題は、大きな区切りを迎えたと思っています。(それが)辞表を提出することになった理由」
東京・品川と名古屋を最速40分で結びます。しかし、全長286キロのうち、9キロに満たない静岡県内のトンネル工事は、手つかずのままです。
大きな壁となっているのが、県内を流れる「大井川の水」です。
トンネル工事を行うエリアは大井川の水源に当たり、県は水資源や南アルプスの自然環境に影響があると主張。開業を目指すJR東海が工事契約を結んでから6年4カ月経ちますが、工事前に穴を掘り地盤の状況などを調べるボーリング調査さえ、実施されるめどは立っていません。
工事のスタートに待ったをかけ続けてきたのが川勝知事です。
川勝知事
「とてもじゃないけど、ゴーサインを出せる状況ではない」
JR東海金子慎社長(当時)
「静岡の工区は、他の工区に比べて進捗(しんちょく)が遅れている。この状態が続けば開業の時期に影響を及ぼしかねない」
川勝知事
「足を引っ張っているかのごとく言われるようなトップの発言があったが」
話し合いは平行線をたどり、JR東海は先月29日、目標としてきた2027年の開業を断念することを正式に発表。開業は2034年以降になるとみられます。
大井川流域にある島田市の染谷市長は、ボーリング調査さえも認めない県の姿勢に疑問を投げかけます。
静岡・島田市 染谷絹代市長
「流域の首長(市長・町長)たちは、みんな同じ考えで、モニタリングとボーリング調査は早くやってもらいたいと願っています。工事の開始、着手にめどが立つようにしていくべき」
辞職する川勝知事については、決断を尊重したうえで、次のように述べました。
染谷市長
「(次の知事は)しっかりコミュニケーションを取れる方であってほしいと思います」
「(Q.その点、川勝知事はいかがだったんですか?)難しいところがあったかもしれません」
■“後継打診”川勝イズム「引き継がない」
リニア開業に向け、鍵を握るのが次の静岡県知事です。辞職表明する直前の川勝知事から後継の打診を受けた立憲民主党の渡辺周衆議院議員が番組の単独インタビューに応じました。
立憲民主党 渡辺周衆院議員
「知事の姿勢=静岡県という評価になっちゃうのは、やっぱりつらいものというか、心痛めるところはある。後継と言っても、別にそのまま受け継ぐわけではないので、主従関係があって指名を受けて、私に従ってやってくれみたいなことじゃないし」
2009年、川勝知事が初当選した際に支援するなど、政治家としての歩みを支えてきた渡辺議員。知事は渡辺議員を「周ちゃん」と呼ぶほどの間柄でした。
しかし、渡辺議員は「川勝イズム」を引き継ぐ考えはないと明言。リニアの今後についても、次のように話します。
渡辺衆院議員
「(Q.リニア問題、川勝知事との考え方の違いは?)もう、ここまでできている話を静岡県の我を通していることで(工事が)止まってると言われるのは、県民としても非常に胸を痛めるところがありますから、沿線の方々の不安を払拭することは最低限行いながら、リニアの開通に向けては進めていくべき」
リニアの開通はどうなるのでしょうか。専門家は、次のように話します。
静岡県政に詳しい法政大学大学院 白鳥浩教授
「川勝知事が辞めたからといって、これですぐにリニアが前に進み始めるかは非常に難しいと思う。これまで、県内においても、リニアにおける環境問題への影響が、川勝知事が問題提起したことによって広く認識されている」
知事の辞職表明を受け、JR東海はコメントを発表しました。
JR東海
「トンネル掘削工事に一日でも早く着手できるよう、引き続き、地域の皆様との双方向のコミュニケーションを大切にしながら真摯に取り組む」
(「グッド!モーニング」2024年4月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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