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■通れない届かない…できる対応は
渋谷真子さん(32)は車いす生活ももうすぐ6年。26歳の時に事故に遭って以来、自分の足では歩けない生活を送っています。
渋谷真子さん
「こういった段差は、私は無理です。1人では行けないので」
法改正に伴い、今月から義務化された合理的配慮の提供。事業者に対し、障害などを理由に入店やサポートを断らず、話し合いのなかで何ができるのか、対応を考えることが求められています。
どんな対応ができるのか。事業者側も頭を悩ませているのが現状です。生活のなかにはハードルがいくつもあります。自動ドアで、入店はできたものの…。
渋谷真子さん
「もし仮に、この商品を取りに行きたいなって思うと、ここからは行けないんですよ。ここからは無理。あ、ここは行け…行けなさそう。行けそうだけど、商品に引っかかるのが嫌」
渋谷さんの車いすは横幅が55センチ。コンパクトな方だといいますが、それでも商品を見てまわるのは簡単ではありません。さらに…。
渋谷真子さん
「この陳列の一番上は届かない」
車いすに乗っている時の身長は130センチほど。高い位置にある商品は手が届きませんでした。届かない場合は、店員にお願いすることもあるといいますが…。
渋谷真子さん
「自分で見て選びたいなっていう人もいると思うので。店舗のサイズ感は変えられないと思うんですが“それ(商品)以外のものを通路に置かない”とか、そういった配慮があったらうれしい」
栗原薬局 栗原信彦さん
「そこは本当に勉強になりますね」
課題はこれだけはありません。ある洋菓子店では、テーブルに案内してもらいますが…。
渋谷真子さん
「テーブルの形が足が入りきらない。(Q.タイヤが当たってしまう)そうなんです」
アドリア洋菓子店 佐藤哲郎さん
「勉強になります」
渋谷真子さん
「お手洗いは段差があるので」
サポートで段差を上がることはできても、中で車いすを動かせないことも分かりました。
アドリア洋菓子店 佐藤哲郎さん
「知らないことばかりでしたね。店側も対処しないといけないことが、たくさんあると感じました」
渋谷真子さん
「車いすの人、ベビーカーの人、杖(を持つ)人、高齢者が使いやすい店舗って、皆が意外と使いやすいよね。“障害”というポイントに当てるのではなくて、過ごしやすい空間を作るスタートなんだなって考えてくれたら」
■共に過ごしやすい社会 実現には
障害のある人たちも過ごしやすい社会を作るにはどうすればいいのでしょうか。
12歳の頃、視力を完全に失った大胡田誠さん(46)と向かったのはスーパーです。
東急ストア不動前店 丹野裕子さん
「いらっしゃいませ。丹野と申します。お手伝いさせていただきます」
大胡田誠さん
「いいですか、お願いして。肩を持ってもいいですか」
東急ストアでは、こうした障害のある人などを手助けする『サービス介助士』の資格を持ったスタッフを約350人(全91店舗)配置し、買い物をサポートしています。サポートを受けながら向かったのは、お弁当コーナー。
東急ストア不動前店 丹野裕子さん
「本日は『台湾フェア』をやっておりまして。ルーローハンと」
大胡田誠さん
「何ですかそれ」
東急ストア不動前店 丹野裕子さん
「ちょっと手に取って…」
こうした手渡しも、重さや大きさを感じ取ってもらうための工夫です。
大胡田誠さん
「鳥とご飯?なるほど」
東急ストア不動前店 丹野裕子さん
「通常のチキンカツ弁当や生姜焼き弁当、焼肉弁当」
大胡田誠さん
「最初のやつかな。台湾フェアのにしますね」
東急ストア不動前店 丹野裕子さん
「できるだけ接してみて、対応をさせていただいて、不自由だなと思うことは、なるべく改善していきたいと思います」
大胡田誠さん
「私が『手伝ってほしい』と言っても、どうやって手伝ったらいいか困ってしまう。『上司に聞いてきます』となってしまったりして。ちょっとおにぎり買いたいだけなんだけどなぁという。そういう時もありますよね」
合理的配慮の義務化で、大胡田さんが期待するのは“対話”です。
大胡田誠さん
「義務化で、ものすごく大変なことを求められると怯える必要はなくて、お互いの話し合いのなかで“適切な配慮”を見つけていけばいいんだ。そんなふうに思っていただけるといいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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