がん闘病中の小倉智昭氏、最近のテレビは「面白くない」「コンプライアンスとか言いすぎだよね」羽鳥慎一アナと対談｜ニフティニュース -芸能ニュース/炎上まとめ

　テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）で２日、羽鳥慎一アナウンサー（５２）が長年、朝のフジテレビ系「情報プレゼンター　とくダネ！」のキャスターをつとめていた小倉智昭氏（７６）と対談する様子を放送した。

　小倉氏は昨年、腎盂（じんう）がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けていたことを明らかにしていた。羽鳥アナが小倉氏の自宅を訪れる形で、近況などを話しあった。

　２０１６年に生放送で膀胱がんを公表。２１年に肺に転移してることが判明し、入院した。現在について「体調はすごぶるいいんです」というが、「がん細胞が身体に残っているのはほぼ確実で、この先転移もする。少しでも寿命を延ばす」治療をしていることを明かした。

　羽鳥アナが「今のテレビ、情報番組をどう見ている？」と尋ねると、小倉氏は「面白くないよね」とバッサリ。「どこが面白くないか？」との問いには「みんな人の顔色をうかがいながら言うし、このコメンテーターはこういうことを言うんだろうなって分かるんだよね、役回りが決まりすぎている。なんだかんだでコンプライアンスとか言いすぎだよね、使っちゃいけない言葉とか、そんなのおかしいでしょって。何も話せなくなるよね」と持論を口にした。

　これに対し、羽鳥アナは「でも今、時代がそうじゃないですか。ＳＮＳが出てきて、昔にはない、我々のような人間が批判されるツールがある。そういう中でどうしていけばいいか？」とさらに質問。小倉氏は「俺は、絶対炎上するなって分かってて踏み込んじゃうから。『ほら来た！』っていう感じで楽しむところがあるから。みんなに迷惑をかけるんだけど（笑い）それをどうやって乗り切るのか、自分なりに考えて乗り切る、逆手にとってもっと炎上させちゃうとか…」とコメントしていた。