「サクラ前線」に異常アリ 満開ない「サクラの未来」とは？【サンデーLIVE!!】(2024年3月31日) -芸能ニュース/炎上まとめ

◆東京は過去10年で一番遅い「開花宣言」

花見客
「かんぱーい！」

全国各地から桜開花の便りが届いています。山梨県身延町では樹齢400年を超える「しだれ桜」が満開に。

女性
「最高です」

男性
「最高！もう本当に最高に良い！」

　一方、金曜日ようやく開花を迎えた東京。見頃はまだまだ遠いようですが…上野公園は多くの花見客であふれていました。

花見客
「こっち（桜）より、こっち（酒）ですよね」
「想像していた花見とはちょっと違うなというのはありますけど、でも楽しんで…」

子ども
「草見じゃん！」

◆訪日観光客の“桜の名所”に行ってみると

　こちらは“日本人にはあまり知られていない”桜の名所です。

ABCテレビ　鷲尾千尋アナウンサー
「富士山の麓、山梨県富士吉田市に来ています。多くの観光客でにぎわっているんですが、そのほとんどが外国人です」

イスラエルからの観光客
「初めて直接富士山を見たけど、とても美しいです。そして、桜は特別なもので見るだけで幸せな気持ちになるんです」

　“市内のほぼどこからでも”すそ野を大きく広げた雄大な富士山の姿を一望できる富士吉田市。

　この時季は「富士山」と「桜」という日本の象徴的な風景を一枚の写真に収められることから、多くの訪日観光客が訪れます。

　なかでも、一番の人気スポットが…。

ABCテレビ　鷲尾千尋アナウンサー
「あ、ありました！この398段の階段を上った先にあるのが、一番のフォトスポットなんです！」

　絶景を求め、多くの観光客が列をなして、ひたすら階段を駆け上がります。

スペインからの観光客
「スペインから来ました～～！！はぁっ…しんどい…もう、、」

ABCテレビ　鷲尾千尋アナウンサー
「あと半分くらい！頑張りましょう！」

スペインからの観光客
「頑張りましょう～！！」

　さらに、この日の気温は…。

ABCテレビ　鷲尾千尋アナウンサー
「気温…24℃…24℃よりも体感は高いように思いますね…うん…」

　20℃を越える暑さのなか、登ることおよそ15分。その先には見えてきたのは…。

ABCテレビ　鷲尾千尋アナウンサー
「到着しました…この景色です！五重の塔と富士山が同時に楽しめるこの景色。ですが……！桜はまだ咲いていないですね…」

　「富士山」、「五重塔」そして春には「桜」を同時に楽しむことができる「新倉山浅間公園」。今年は例年に比べ開花が遅れ、まだ桜を見ることはできませんでしたが、開花すると600本を越えるソメイヨシノが富士山をバックに咲き乱れる“純日本的な光景”が広がります。

スペインからの観光客
「去年ここに来た時は桜は咲いていたんだけど、曇っていて富士山を見ることができなかったんだ。そして今回、富士山は見られたけど桜が咲いていなかった…でも2回合わせてどちらも見ることができたからOKだ！」

プエルトリコからの観光客
「プエルトリコから来たんだ。桜が見られることを期待していたけど、不運なことに今日は見ることができなかったよ」
「（Q.でも服は桜色ですね！）そうなんだ！桜を見るためにここへ来たからね！まぁでも見られる時もあれば、見られない時もあるさ！」

オーストラリアからの観光客
「桜を見られるかと思って少し期待していたよ。でも素晴らしい景色だった。また来年だ！！！」

　富士吉田市では、30日から「桜まつり」を開催。地元はこれから訪れる「桜の便り」への期待感で溢れていました。

屋台の店主
「めちゃめちゃ（桜に）期待しています」
「目標3000万～！」

地元の人
「（Q.これからまた桜が咲いてくると…？）もうすごいと思いますよ！もうすごいテンション上がって、この辺全部お店の方そうじゃないですか」
「（Q.でもここにも綺麗な桜が…）いや～！『うば桜』と言って下さい！いやいや本当に！『うば桜』で十分です…！これじゃあ見たくないでしょうけど…でも富士山はきれいだからね…！」

◆日程ずらせず…咲かずとも「さくら祭り」

取材スタッフ　岸唯人
「例年では満開の桜を見れるこちらのスポットなんですが、ほとんどがつぼみの状態のままです」

「船が出るぞー！おーー！！！」

　埼玉県の草加さくら祭りで行われていたのが、川沿いの桜を船に乗り、結婚50年をお祝いする「船上金婚式」。

「もうちょっと経つと桜が咲いてくると思うんですけどね」
「そうですね～」

　草加市に50年以上住んでいるという高野さん夫妻。

高野さん夫妻
「例年だと大体（3月）25日あたりだともう八分くらい。満開近いんだけどね」
「（Q.桜はつぼみのままだったが…）なかなかこういう光景はね。逆に思い出残りましたよ」

　こうした状況に祭りの主催者も戸惑いを隠せません。

草加さくら祭り実行委員会　浅井壽雄実行委員長
「（祭りを）延ばせないのか？というんですけどやはり延ばせないんですよね。20日には開花宣言出ますよという事で当然それに乗り遅れないようにやるもんで。来年のことをいうのはアレですけど…どうなんでしょうかね…」

（2024年3月31日放送サンデーLIVE!！）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp