強風・花粉・乾燥・寒暖差・黄砂…頭を悩ます“春の5K”に要注意【報道ステーション】(2024年3月29日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■『強風』で各地に影響

29日朝、日本列島に吹き荒れた“春の嵐”。東北新幹線や東海道新幹線で、運転見合わせや遅れなどの影響が出ました。千葉市では約3800軒で停電も発生しました。

ラーメン店
「何もなくいきなり。換気扇・券売機も止まっちゃって。近隣の信号も止まって危ないので、もう閉店」

■今年初『黄砂』週末は広範囲に

28日、中国・内モンゴル自治区はオレンジ色に覆われました。この黄砂が北京に流れ、警報も出されました。

北京を去った黄砂がどこへ向かったのかというと、九州でした。長崎・展海峰は澄んでいれば、五島列島まで見えるはずでしたが…。

母親
「『島がいっぱい見える所に行こうね』って登って行ったら真っ白で。黄砂すごいねって」
息子（4）
「まっしろだったよ」

午後になると、本州にも目視できる濃さの黄砂が到着しました。午後4時半の衛星画像を見ると、大規模で濃い黄砂が、日本海上を移動して向かって来る様子が分かります。

気象庁は29日、「松江、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、鹿児島」で黄砂を初観測したと発表しました。

■東京の開花　過去10年で最も遅く

全国8地点で29日、ソメイヨシノの開花が観測されました。東京は過去10年で最も遅い開花となりました。満開には、まだ1週間ほどかかりそうですが、すでにお花見に来る人もいました。

お花見客
「来週また来ます」
「春はめっちゃ嫌だって」
「春、桜きれいなんですけど花粉が。雨がやんで太陽が出てくると花粉が」

とにかく“荒れる”この季節。お花見は“春の5”強風・花粉・乾燥・寒暖差・黄砂との闘いでもあります。

お花見客
「全て嫌ですね。乾燥・花粉も全部。寒暖差がすごいですね。朝は寒かったのに、今は暑いです」

今回の黄砂は、九州から北海道の広い範囲に、30日にかけて飛来する予想です。最も濃度の濃い黄砂が東京にかかる時間帯は、30日朝になりそうです。

春の嵐は暖かい空気も運び込み、太平洋側で夏日になったところもありました。外出する機会も増えそうですが、寒暖差や乾燥にも注意が必要です。
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