#ニュース
炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
ジャニーズ・ワールドカップ情報もお知らせします。
画像
動画
チャンネル名
チャンネル説明
いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に、春バテの原因と対策を聞きます。
■「春バテ」患者急増…今年ならではの理由も
そもそも春バテというのは、どういったものなのでしょうか?
伊藤院長
「特に病気をしているわけでもなく、身に覚えもないが『なんだか体の調子が悪い』『疲れやすい』というような症状を“春バテ”と呼んでいます」
伊藤院長のクリニックでも、春バテの患者は急増しているのでしょうか?
伊藤院長
「きのう(26日)までの数日間、寒い日が続いたので、きのうは半分を少し超えるぐらいの人が春バテの症状を訴えていました。例年に比べて(患者数は)2倍ぐらいかなという肌感覚でした」
なぜ、今年は春バテに悩む人が多いのでしょうか?今年ならではの理由があるのでしょうか?
伊藤院長
「桜もなかなか咲くに咲けず、季節の割には寒い日があって。そして暖かくなって、またカクンと寒くなって風も強い。気温や冷たい強風といったものに体がなかなか順応できていないのかなと」
■2つ以上該当で「春バテ」かも…6つのチェックリスト
その春バテですが、「自分は大丈夫なのかどうか」が分かる簡単なチェックリストを伊藤院長監修のもと作成しました。
チェックリストには「頭痛」「首・肩のこり」「倦怠(けんたい)感」「体の痛み」「睡眠が不規則」「下痢・便秘などおなかの調子の悪さ」の項目があります。
上記の項目のうち、2つ以上に該当すると春バテの可能性があるということでしょうか?
伊藤院長
「そうですね。基本的には春バテは自律神経の乱れからくるといわれています。2つ以上が当てはまり、ほかに病気がない場合には、この自律神経の乱れによる春バテを考えてもいいのではないかと思います。
朝、なかなか起きられなかったり昼間眠くなったりしてしまう。それから夜起きてしまう。これらを含めて『睡眠が不規則』とまとめました。
実は私たち町医者には、『病気はないがなぜか痛い』という人が毎日たくさん来ます。一応検査するのですが、神経痛であったり、筋肉の中に痛みや疲労物質がたまったりしてしまって、その痛みの感受性が高くなる。自律神経の調節機能の乱れなどによって血流が悪くなり、痛みや疲労物質がたまって、胸壁や背中などが痛くなる。こういう人が増えていると思います」
■なにを食べればいい?対策のカギは“朝食”にも
どういった対策が必要なのかを伊藤院長に聞きました。
伊藤院長は、「必ず朝食を食べる」「軽い運動をする」という春バテ対策を教えてくれました。
簡単なことにも見えますが、逆に言うと「これだけでいい」とも言えるということでしょうか?
伊藤院長
「もちろん他にもいろいろあるのですが、絞って絞ってあえて食事としました。
朝食をとることで、体が目を覚ます交感神経のスイッチが入って、血流もよくなってきてます。体温も上がってきます。痛みや疲労物質をため込まないように、そして栄養物質や酸素が(体内の)組織の隅々まで行き届くようになると。
そして、それを手助けするのが運動です。脚を動かすようなウォーキング。特に早足で歩くことをおすすめします。
少し体が温まる。これが寒暖差に負けない体を、その日その日で作ってくことにつながると思います」
運動は早歩きということでしたが、朝食はどんなものを食べればいいのでしょうか?
伊藤院長
「例えばですが、バナナです。バナナにはビタミン、繊維質も含まれています。こういったものが栄養にもなりますし、おなかも動かし腸内環境も整えると。腸と脳、神経は非常に密接な関わりがあるということが分かっていますから、腸内環境が整うということは、神経の働きもよくなるということにつながると考えています」
できれば、朝食にバナナを2本食べた方がいいのでしょうか?
伊藤院長
「エネルギーにすぐ変わっていくバナナは、栄養という点から考えても、2本ぐらい食べると忙しい人にもいいのではないかと思います」
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年3月27日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
#youtube #芸能 #事件