タワマン「割安」千葉・幕張は“都心受け皿”　地価3年連続↑　地方移住相談も6万件【グッド！モーニング】(2024年3月27日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■「移住相談は6万件」　東京の地価が上昇

　公示地価は、全国の全用途平均が去年より2.3％上昇しました。

　上昇率は拡大していて、特に東京の住宅地は4.1％と大きく上昇しました。

　しかしこうなると、都内に住むのは簡単ではありません。東京・有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」では…。

20代　都内在住の女性
「他の地域に目を向けると、東京（の家賃は）すごく高い」

20代　都内在住の夫婦
「（Q.月収に対して何割ぐらいの家賃？）手取りの45％弱ぐらい。子どものことにお金がかかると思うので、そっちに回したい」

ふるさと回帰支援センター　高橋公理事長
「去年1年間で移住相談は6万件。そのうち7割は20代、30代、40代、働き盛りの若者たち」

　民間のシンクタンクが1月に発表した去年の東京23区の新築マンションの平均価格は、1億1483万円。前の年より39.4％も上昇し、初めて1億円を突破しました。

■“駅から徒歩15分”のタワマンでも…申し込み殺到

　こうした状況に今、脚光を浴びているのが千葉の幕張エリアです。

20代　海浜幕張在住の男性
「東京に比べたら安いと思う。たまに東京に出たりするが電車ですぐ。ここからなら直接、京葉線で一本」

30代　海浜幕張在住の夫婦
「生活圏内に何でもある。不便はしていない。物価は東京より安い」

　東京駅から30分ほどの場所にある海浜幕張周辺では、タワーマンションが多く立ち並んでいます。そのなかで、新たなタワーマンションの建設が進められています。

　地上38階建のタワーマンション。最寄り駅からは歩いて15分ほどと、やや距離があります。

　それでも今月販売された第1期分・161戸には申し込みが殺到しました。

　理由はその「割安感」。3LDKと4LDKの2タイプが売り出され、広さは最低でも70平米を確保。価格は5280万円からです。

　地元・幕張エリアの不動産業者は、新型コロナによる働き方の変化も、地域の人気を押し上げていると話します。

リンク・ベル　館山洋美代表取締役
「テレワークになったので、都内でもう一部屋、要はテレワークをできる部屋を持つとなると大変なので、海浜幕張を友達や中には上司に聞いて、良いなということで見に来たという方が増えてきた」

（「グッド！モーニング」2024年3月27日放送分より）
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