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■妻の目が届かないトランクルームに…「宝物」
全国で10万室以上展開する会社のトランクルーム。この日出会ったのは、週1回は訪れるという40代の男性。はたして、その中身は…?
頻繁に出し入れするというこのタイヤ。実はこの男性は、趣味が高じて、なんとレースに出るほどの“サーキットマニア”のものだったのです。
40代 男性
「サーキット走るのに“サーキット用”と“街乗り用”と履き替える」
今年の目標が…。
40代 男性
「時速230から240キロ」
さらに、学生時代からハマっているスキーにゴルフと、かなり多趣味な男性ですが。
40代 男性
「(Q.お金のかかる趣味では?)あ…そこを突かれると痛いですね…」
「(Q.奥さん怒ったりとかしない?)絶対いやがられます」
だからこそ、妻の目の届かないトランクルームに宝物を置いていたんですね。
■コロナ禍のピンチを救ってくれた…トランクルーム
台車に荷物をのせてやってきた、40代の男性。トランクルームに入っていたのは、大小さまざまな打楽器です。
40代 男性
「ほとんどドラムとパーカッションだけですね」
実はこの男性、プロのドラマー渋谷憲さん(49)。仕事仲間は有名アーティストたち。
渋谷さん
「土屋アンナさんとか…ももいろクローバーZの佐々木彩夏さん」
土屋アンナさんを筆頭に、有名アーティストのレコーディングやライブなどで演奏する、凄腕ドラマーだったのです。
かつては、渋谷さん自身も…。
渋谷さん
「23歳の時にバンドでデビューした。“ジャック&ベティ”というバンド。メッチャ売れなかったんですよ」
2年前からトランクルームを利用する渋谷さん。きっかけは“コロナ禍”でした。
渋谷さん
「(コロナ禍で)ライブがゼロになったんで急に。録音もゼロになったんで最初。みんなやっぱり田舎に帰る仲間も多かった」
コロナ禍で仕事がほぼゼロに、そこで自宅で始めたのが、近所の子どもたちに教える「ドラムスクール」。自宅にあった大量の機材をトランクルームに移し、レッスンスペースを確保したのです。
コロナ禍のピンチを救ってくれた、トランクルーム。
渋谷さん
「宝物ボックスみたいな隠し部屋っぽいですよね。隣の部屋とか、見たくなっちゃう。何を置いてるのか」
■趣味のものを仕舞う…“オアシス”
この日やってきたのは、趣味のものを仕舞っているという40代男性。
40代 男性
「トランクルームを借りてからも、部屋を移動させてもらっていて。1畳未満の所から、今はもう4畳くらいに」
広い部屋に移動するほど膨らみ続けているという男性の趣味とは?
所狭しと並ぶ「軍隊グッズ」です。
40代 男性
「各国の軍隊が放出した品物。“軍幕”が趣味なんですよ」
“軍幕”とは、各国の軍隊で1人ずつ支給される、雨風をしのぐための布。一見、どれも同じようにも見えますが…。
40代 男性
「全部、国と年代が違うんですよ。例えば、これだとスイス軍のとか、これだとドイツ軍」
古いものだと第2次世界大戦で使用されていた実物もあるのだとか。なかには、こんなレアなものもあります。
40代 男性
「軍人がサインしているやつとか。“ピーチェマン”?」
実際に使っていたと思われる、ドイツ兵の名前が。はるか時代と国を超え、戦場から今はニッポンのトランクルームへ…。
40代 男性
「時代を超えて、感じるものがある。そういうのは楽しい」
さぞかし高価なビンテージグッズと思いきや…。
40代 男性
「価値そんなないですよ。見たら分かるけど、古い布ですよ」
軍隊グッズは、ほかにもあります。弾薬庫や軍隊用の鉄のヘルメット。
40代 男性
「かぶるとこうなる」
一体、この方、何者?
40代 男性
「普通の会社員ですよ」
「(Q.自衛隊とか軍の方では…?)全く関係ない」
聞けば“保険関係”の仕事をされている男性の、いわば“オアシス”。
40代 男性
「ちょこちょこ片付けているだけで、時間があっという間に過ぎます」
ところでこの軍隊グッズ、“見て楽しむ”だけじゃないのです。好きが高じて始めたのが、本格的な「野営キャンプ」。火にも強く丈夫な軍幕はテントに最適です。
さらに“ヘルメット”は、隙間から漏れる「雨水よけ」に。まさに戦場さながらの装備で、自然と一体化。そして、スイス軍の“飯ごう”で作るラーメンが、また格別です。
時には、こんなハプニングも…。
40代 男性
「街の人に『きょうは、演習なんですか?』と言われた。すみません、違います。これ、コスプレなんです」
■災害時の「備蓄倉庫」は“心の拠り所”
一方、屋外型トランクルームでは、自宅から徒歩でやってきた60代女性に話を聞きました。
トランクルームの中は、実に想像を超える光景でした。ガランとしたスペースになぜか“神棚”があります。
60代 女性
「荷物を置いているのは“ついで”」
トランクルームで荷物が“ついで”?一体、どういうことでしょうか?
倉庫内のリュックに入れていたのは「洋服類」ですが…。
60代 女性
「着なくて捨てようかなと思ったのを全部捨てずにとっておく」
そこには、意外な理由がありました。
60代 女性
「災害で自宅が潰れちゃったら、洋服も全部なくなるので。最悪の想定をいつもするタイプなので…」
なんとこの方、災害時の“備蓄倉庫”として、自宅近くのこの場所を利用しているというのです。
履き古して不要となった家族の靴も、もしものために。積み上げたペットボトルの水は段ボール6箱分。まさに「備えあれば憂いなし」ですが、なんと「トランクルームのカギ」は“お守り”状態。
60代 女性
「寝る時は、首から下げてます。ガタガタ揺れて『鍵ドコ?』となって、開かなかったらアウトじゃないですか。本当に、ビビリなんです。怖くてしょうがない“地震”が」
かなりの“心配性”だという女性ですが…。
60代 女性
「写真もなくなっちゃうじゃないですか」
家族の大切な思い出も仕舞っています。今は亡き夫と撮影した結婚写真。さらに、38年前の出産直後の写真もあります。
60代 女性
「これは私が一番上の子を産んだ時の写真ですね」
何があっても失いたくない家族の思い出でした。
60代 女性
「本当に安心材料。ココを借りているだけで安心ですもん」
“地震が起きてもココに来れば大丈夫”。そんな“心の拠り所(よりどころ)”として、神棚も祭っていたのです。
トランクルームに置いてあるのはモノだけでなく「安心感も」なのかもしれません。
■なぜ? 大量の野球用具がトランクルームに
この日、横浜市内のトランクルームにやって来たのは、30代の男性。
男性が仕舞っていたのは、所狭しと並ぶ野球用具。かなり使い古したボールもあれば、プロ野球チームの新品ユニホーム、さらには地元・横浜のスター、DeNA三浦監督のサイン入りグローブもあります。
30代 男性
「グローブ50個を京都に送るので」
どうやら男性の私物ではなさそうですが、大量の野球用具がなぜトランクルームに?
30代 男性
「ひとり親のご家庭や児童養護施設の子どもたちに、無償で用具を寄贈して…」
野球をやりたくても用具を買えない子どもたちに、グローブやバットを寄付する活動を行っている小川健太さん(33)。実は、小川さん自身が野球エリート。出身高校は横浜高校で、甲子園には3回行ったそうです。
高校野球の名門・横浜高校でキャプテンを務め、甲子園ではベスト4進出に導くほどの選手。しかし…。
小川さん
「私自身も、ひとり親の家庭で育ちまして。金銭的にちょっと苦しくて…」
実は、小川さんの家庭もシングルマザー。家計の負担となっていたのが、高価な野球用具でした。
小川さん
「中学校ではバットを硬式用に切り替えるんですけど、硬式バットは高価なので買ってもらえなかった。(母親に)おねだりができなかった」
“家庭環境で野球をあきらめないでほしい”。その想いで3年前、いまの活動を始めました。
すると、プロ野球チームから高価な新品が次々寄贈され、しかも不要になった用具の寄付も、全国から殺到しました。
自宅にはもう収まらない。そこで、トランクルームを利用し始めたのです。
この日、神奈川県内に住む、シングルファーザーからの依頼がありました。
小川さん
「(今回の依頼者は)子育ても手を抜かずやりたいので残業も一切せずに、収入は減ったけど、子どもとの時間を大切にしたい方」
「お届けに参りました」
最近、野球に興味を持ったという小学校1年生。届けたのは、西武ライオンズから寄贈された金属バットとグローブ。さっそく、お父さんとキャッチボール。
お金には変えられない、親子のかけがえのない時間。
依頼者のシングルファーザー40代 男性
「我々のようなひとり親にとって、すごいありがたい。助かります。めちゃめちゃ助かります」
同じように見えるトランクルームの中には、利用者のさまざまな人生が詰まっていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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