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■「サラダ味」のサラダって何？
じゃがりこ「サラダ」、ソフトサラダせんべい、サラダプリッツ。“サラダ”を関するお菓子はたくさんありますが、そもそも「サラダ味」って何の味か分かるでしょうか。
50代の人
「塩味？ちょっとだしのきいた塩味。うまみがある塩味」
20代の人
「何の味？サラダの味。分からないです」
70代の人
「ドレッシング？野菜でしょ、サラダって。これはレモンドレッシングだね」
様々意見はありますが、野菜のサラダ…。それともドレッシングの味…。
そこで大手菓子メーカーでサラダ味のせんべいで知られる亀田製菓に聞きました。
亀田製菓 マーケティング戦略部 ソフトサラダ担当 林克昭さん
「（Q.食べるサラダではない？）そうですね。サラダ味のサラダは…」
なんと、サラダ味は野菜を使っていないといいます。野菜の味でもドレッシングの味でもない、その気になるサラダ味って何…。
せんべいの表面にうっすらと付いた、あの味の正体は…。サラダ味のせんべいを販売する大手菓子メーカーの亀田製菓に聞きました。
亀田製菓 マーケティング戦略部 ソフトサラダ担当 林克昭さん
「サラダ味のサラダは、サラダ油のことを指していて、サラダ油を絡めた塩味がサラダ味ということになる」
サラダ味のサラダは「サラダ油」の意味だといいます。基本的な味付けは塩。つまりサラダせんべいの“サラダ味”は、サラダ油と塩の味なんです。
亀田製菓が初めてサラダ味を発売したのは1961年のサラダホープという商品でした。
亀田製菓 マーケティング戦略部 ソフトサラダ担当 林克昭さん
「（商品を発売する）その際に、ストレートに『塩味』というよりも『サラダ味』という洋風な言い方にした方がおしゃれではないかということで、名付けられました。当時は、しょうゆのおせんべいが非常に一般的だったので、斬新かつ高級感のあるイメージで非常にヒットした」
20代の人
「そういうことでサラダ味なんですか。サラダが入っているわけではないんですね」
10代の人
「すごくおいしかったので友達に教えてあげたい」
50代の人
「『サラダ味は何か』を小ネタに次、飲み会があるのでネタにします」
では、他のメーカーのサラダ味は何味なのでしょうか。プリッツのサラダ味について江崎グリコに問い合わせると、昔はサラダ油と塩で味付けをしていたが、現在は野菜のブイヨンを加えて本物のサラダのようにより野菜の味を意識したサラダ味にしているといいます。
では、「じゃがりこ『サラダ』」は。カルビーの広報によりますと…。
カルビー広報
「当商品はポテトサラダをイメージして開発したことから『サラダ』味となっております」
様々なサラダ味がありますが、ソフトサラダせんべいのサラダ味はサラダ油と塩味。じゃがりこ「サラダ」はポテトサラダをイメージ。プリッツのサラダ味は野菜のブイヨンを生かした味でした。
ちなみにサラダせんべいのおすすめの食べ方も教えてもらいました。なんとメープルシロップを掛けるということです。そうすると、甘じょっぱくて子どもも大人も楽しめる味に変わるということです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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