まるで砂漠…強風で街を覆う砂ぼこり「こんなの初めて」　首都高では大型トラック横転【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2024年3月19日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■「こういうのは初めて」「もう歩けない」

　千葉県富里市では18日正午ごろ、強風により砂が舞い上がり、視界が非常に悪くなっていました。

　砂埃で数メートル先すら見通せず、煙の中から突然、対向車が現れるような状況です。冬場に作業が行われていない農地の砂が、強風で激しく舞い上がります。

近所の住民
「こういうのは初めて。きょうはすごい」

　八街市ではマスクにサングラス、帽子をかぶって外出していた男性や、上着を頭からかぶるようにして歩いている人も見られました。

近くで働く人
「やばいです。もう歩けない。これ（上着）が無いと前を向けないので、歩けない。目がめちゃくちゃ痛い。眼鏡ないと、目を開けられない」

■カメラが捉えた横転したトラック　首都高
　
　瞬間的に20メートルを超える風が吹いた東京。新宿では、普段なら見かけない落とし物がありました。落ちていたのは、買うと5000円前後はするとみられる野球帽です。
　
　数十メートル進むと、次に見つけたのは黒色のパーカで、砂埃をかぶっていました。100メートルも歩かない間に、飛ばされた帽子、服、靴下が次々と見つかりました。
　
　強風の影響は、高速道路上でも見られました。テレビ朝日のカメラが捉えたのは、首都高で横転した1台のトラックです。運転手は警察に対し、「風でバランスを崩して横転した」と話しているということです。
　
■続く乾燥…火の取り扱いなどには注意を

　さらに、八王子市の住宅街で18日夜に発生した火災は、強風で消火活動が難航しました。警視庁などによりますと、住宅6軒、あわせて430平方メートルが延焼したということです。

近所の住民
「近所の子どもたちが『火事です』と言う叫び声が聞こえて。きょうは風が強かったですよね。だから、火の回りも早かったのでは」

　当時、八王子市には強風注意報と乾燥注意報が出ていて、短時間で火が燃え広がったとみられます。

　各地に影響を及ぼした春の嵐。19日は風が弱まりますが、乾燥した状態が続く見込みで、火の取り扱いなどには引き続き注意が必要です。
　
（「グッド！モーニング」2024年3月19日放送分より）
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