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一方、試行錯誤してたどり着いたのは、フランス風のチキン丸焼き。そこで導入したのは、約150万円のフランス製グリル。鶏がグルグル回ってしっとり食感が生まれていました。
そして、元公邸料理人が作るのはアフリカ料理。祖国の子どもたちの未来を担っていました。
■海鮮キッチンカー 一番人気は「5種盛り海鮮丼」
旬のお刺し身と海鮮丼を売りにしているのは、足立区を拠点に出店する海鮮キッチンカー「汐凪」。特徴は、キッチンカーには珍しいショーケースです。
常連客
「赤貝とイカは終わった?」
店主 谷口信吾さん(43)
「終わってないですよ。まだ出せていないだけ」
常連客
「作れる?」
谷口さん
「作れますよ」
常連客
「ちょっと待っていようか」
谷口さん
「見せて売る。それでお客さんに判断してもらう。生ものを扱っているキッチンカーはなかった」
店主の谷口さんは、客自らが鮮度を判断できるようにショーケースを導入したといいます。
魚のプロが始めた、本格的な海鮮丼。リピーター続出の秘密に迫ります。
常連客
「スーパーのお刺し身と全然違う。特別感があっていい」
「赤貝も入れておいて」
赤貝は、殻付きで仕入れ販売直前に身を取り出します。甘みがあり、コリコリした食感は新鮮な証拠です。
こちらの家族、普段はスーパーの刺し身を食べていますが、この日はボタンエビをキッチンカーで購入しました。
母
「おいしい?」
子ども
「うん!甘い、いつもよりも」
そして、店一番の人気は860円の「5種盛り海鮮丼」です。この日はイシダイやサーモン、シマアジ、ネギトロ、そして大トロまで入っています。
中トロや大トロは、甘みと口溶けの良い脂が特徴の「ミナミマグロ」を使用しています。
谷口さん
「天然なので、くどくない脂」
一方、本マグロの骨の部分だけを購入し、作る中落ち。ミナミマグロに比べ、酸味があり味が濃いのが特徴です。
■目利きのプロが毎朝、豊洲で仕入れ
少しでも安く上質な魚を提供したい…。実は谷口さん、20年間、築地と豊洲市場で仲卸業者として働いていました。
谷口さん
「(昼夜が)逆転の生活だったので、家族や子どもと接する時間が少なかった。子どもが小さいので、(キッチンカーの出店)今しかないと思って」
およそ1年前にキッチンカーを始めました。
店に並ぶ海鮮は目利きのプロである谷口さんが毎朝、豊洲で仕入れます。
谷口さん
「イシダイですね。ヌメリが多い方が、状態が良いんです」
仕入れた魚は、営業直前に捌くので鮮度は抜群。
ショーケースで見て選べるキッチンカー。平日は、足立区や北区などで出店しています。
■こだわりのフランス製グリルで「チキンの丸焼き」
一方、キッチンカー激戦区の大手町では、本格チキンの丸焼きで大人気!秘密は、キッチンカーの中で回転するグリルにありました。
フランス風の「ローストチキン」を提供するキッチンカー「エピス・デ・ボヌール」。ピーク時には、大行列になるほどの人気ぶりです。
常連客
「味は本当に本格的な感じがします。こんなにおいしいのがキッチンカーで作れるんだって」
もも肉・レッグ・手羽の3ピースが入ったお弁当が一番人気。
店主の平山晴康さんは(60)は配送業をしていましたが、45歳で退職。カレーのキッチンカーを始めたのですが…。
平山さん
「色々なメニューで迷走して、このローストチキンに出会ったのが7~8年前」
他のキッチンカーで食べたローストチキンに魅了され、平山さんは3年間独学で研究しますが、試行錯誤の連続でした。
平山さん
「普通のオーブンだと中で熱を対流させるのが難しい。5分多く焼いただけで肉が締まりすぎてパサパサになったり…」
そこで、辿り着いたのがフランス製のグリル。およそ150万円もしたといいます。回転しながら、遠火でじっくりと焼くことで、余分な脂を落とし、しっとりとした仕上がりになります。
本格的な料理を作るために、わざわざフランスから調理器具を取り寄せるこだわり。それでも、平山さんは現状に満足していませんでした。
平山さん
「今もまだ試行錯誤しているので、もっと客が喜ぶメニューがないかいつも考えている」
■売り上げで…祖国に小学校と高校を建設
そして、こちらのカラフルなキッチンカーでは…。
常連客
「きょう、マフェはありますか?」
店主
「マフェある」
常連客
「クスクスオプレ」
今まで聞いたことのない料理が次々と…。
チェコ出身 常連客
「アフリカ行かないとないんじゃない?」
元公邸料理人が作る“祖国の味”。実は、母国の未来を担っていました。
アフリカ料理のキッチンカー「FOFO(フォフォ)」。店主は、西アフリカ・ブルキナファソ出身のエミール・イルブードさん(65)。28年前に来日、以前は…。
エミールさん
「政府の仕事をやっていた。食べ物を作ったり」
来日前、コートジボワールで8年間、大統領の専属料理人として働いていました。
その後、来日して、ギニアや祖国ブルキナファソなど3つの大使館で料理人を務めた後、10年前にキッチンカーを始めました。
エミールさん
「自分の国の名前(ブルキナファソ)言っても分からない人が多い。国旗(デザイン)で車を作って回っていって、(ブルキナファソを)知ってもらいたかった」
元公邸料理人が作る祖国ブルキナファソなどの本格アフリカ料理。他では食べられないと、リピーターが続出しています。
常連客
「普段と違うおいしい料理。ハズレというのはない」
「豆は十六穀米みたい。おいしいので、もうやめられない」
実は、川崎市内で店舗も構えていて、キッチンカーと同じメニューが食べられ、テイクアウトもできます。
人気なのは、ブルキナファソの家庭料理「スンバラライス」。納豆によく似た、発酵させた豆「スンバラ」と、米をトマトと魚のスープで煮込みます。
アフリカ料理はほとんど食べたことがない
桝田沙也香アナウンサー
「魚介のようなコクと、納豆のような発酵した味。パエリアを食べているような感覚とも似ています」
祖国の味を出すため、材料や調味料は輸入するこだわり。
さらに驚きなのは、このキッチンカーの売り上げの使い道です!
エミールさん
「この学校を造った」
世界で最も貧しい国の一つ、ブルキナファソ。なんと、エミールさんは、7年かけてためたお金で小学校を建設していたんです。
エミールさん
「国(ブルキナファソで)学校が少ないから、田舎で子どもが遠くまで学校に行って帰る。そこで、学校を造りました」
エミールさんが建てた小学校には、これまで64人の子どもが通い、さらに今月、新たに高校も完成したといいます。
祖国のことを知ってもらうため始めたキッチンカーは、国の未来を担う子どもたちの夢も乗せていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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