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国防“最前線の島”「真夜中に砲弾の音が」 台湾有事などの備えに島民の思いは【サンデーLIVE!!】(2024年3月17日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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日米は離島の奪還を想定した共同訓練が行われました。有事への備えはどうなっているんでしょうか。去年、新たに開設された自衛隊・石垣駐屯地を取材、防衛の最前線に迫ります。

◆“台湾有事”懸念に「防衛」の最前線は今

 先月25日から九州や沖縄で行われている「日米共同訓練アイアン・フィスト24」。占領された離島の奪還を想定した訓練です。

 台湾有事も懸念される南西諸島で動きを活発化させる中国。2015年以降、航空自衛隊の中国に対する緊急発進は全体の7割に達しています。

テレビ朝日 平石直之アナウンサー
「できたばかりの拠点ということで建物も新しいですね。防衛力強化の拠点となる駐屯地と言うことで、どんな備えがあるのか実際に見ていきます」

 海に囲まれた地域の防衛を担う石垣駐屯地では、艦船や航空機の脅威に備えミサイル部隊が重要な役割を果たします。

平石アナウンサー
「今、大型の車両が見えてきました。こちらに向かって走ってきますね。そして今、砲台が上がっていきます」

隊長
「これで待機準備が完了しました」

平石アナウンサー
「あっという間でしたね。入ってきてから」

 石垣駐屯地の主力の一つが12式地対艦誘導弾。島に近付く艦船の脅威を排除するミサイルで、島嶼(とうしょ)部防衛には欠かせない装備です。

福原則光1等陸尉
「(Q.様々な危機が伝えられるなかで隊員の皆さんはどんな思いで任務に就いていますか?)すべてが実戦というところで最大の緊張感のなかで今、任務に就いてるのが現状になります」
「(Q.ここにこの装備が存在する意味っていうのは?)やはり抑止力、防護力の強化というところだと思います。そのことが国民、島民を守ることにつながる」

 およそ570人の隊員が任務に就く石垣駐屯地は有事の際に、南西諸島全体の防衛拠点の役割を果たします。なぜ防衛拠点を石垣島に置く必要があるのか?基地司令を訪ねました。司令官の部屋でまず目に入ったのが南北を逆にした、通称「逆さ地図」です。

駐屯地指令 井上雄一郎1等陸佐
「大陸側から見ると我が国の地政学的な位置というのはまた実感が変わってきますので、そういった点では多角的見方は必要なのかと思います」

 明確に中国の動向を強く意識した石垣駐屯地。その脅威から日本を守ることはできるのでしょうか?

駐屯地指令 井上雄一郎1等陸佐
「(Q.周辺国の脅威を任務の中でどんな風に感じてますか)我々はここで駐屯することによって戦場にならない、島の方々を守ると言うことを明確に認識しながら、例えるなら抜かない刀をですね、鍛えておくことを真剣にやらなくてはいけない」

 島民の間で賛否が分かれた自衛隊の駐屯。石垣島出身の隊員はどのような思いでいるのでしょうか?

松竹銀河3等陸曹
「自衛隊の存在意義については人それぞれですけど、自分には直接(家族や周りからの)反対の声とかはありません。自分もまた『我々はいつも地域の人たちに寄り添って訓練や業務を実施しています』と答えている」

◆石垣島が“防衛の拠点”に…憤る島民も

 石垣駐屯地がある川原地区の自治会長を務めていた具志堅正さん。今も毎日、駐屯地を見ながら農作業をしています。

川原地区元自治会長 具志堅正さん
「目の前ですよ。ほんと1キロちょっとですよ。基地はちょうど建設中で。ずっと見てましたよ」

 具志堅さんは今、石垣島が“軍事の島”になっていくことに憤りを感じていると言います。

川原地区元自治会長 具志堅正さん
「もし台湾有事があればこの島が日本とアメリカの盾になってしまう可能性が十分にある。どうして石垣に暮らしている島民に平和の権利がないのかというのは、とても疑問に思う」

 目の前の自衛隊の存在は具志堅さんに安心を与えてはくれませんでした。

川原地区元自治会長 具志堅正さん
「実際に有事が起こると空港は真っ先に破壊されると思う。港もそうなんですよね。どこに私たちは逃げればいいかっていうのはね、考えたくないんですけど、ついつい時間がある時は色々考えてしまいますね、一人でね」

 基地建設計画当初から反対運動の代表として活動してきた上原秀政さんも憤りを訴えます。

石垣島の平和と自然を守る市民連絡会共同代表 上原秀政さん
「(Q.島を守るという意味もありますかと思いますけど、その意味でも駐屯地ができることについての思いっていうのはどういう風に感じられますか?)78年間何もなかった。なんでまたここに造るんですか?なんで新たに紛争の材料を持ち込もうとしているんですか。実際に78年平和な島だったという事実があるじゃないですか。ピストルを構えている人に握手やってきますか?絶対そんなことしないじゃないですか」

 島民保護を後回しに進む南西諸島の防衛力強化は、中国との緊張を高めているだけとの声も聞こえます。去年8月に台湾を訪問した自民党の麻生副総裁は会見の場で…。

自民党 麻生太郎副総裁(2023年8月)
「強い抑止力を機能させる覚悟がいる。戦う覚悟です」

 台湾までわずか100キロメートル余り、日本最西端の島与那国島。南西諸島で初めて自衛隊駐屯地が作られた国境の町では“戦う覚悟”をどのように受け止めたのでしょうか。

◆最前線の島「真夜中に砲弾の音」

テレビ朝日 平石直之アナウンサー
「この先およそ100キロで台湾ということになりますが…今日は島の影見えませんかね。いざという時のことを考えますと、まさに目と鼻の先という緊張感があります」

 日本政府は中国の動きを視野に2016年、南西諸島初の自衛隊駐屯地を与那国島に開設。レーダーによる艦船の監視がその主な任務です。

テレビ朝日 平石直之アナウンサー
「島のほぼ真ん中南寄りに駐屯地があります。山の上には周辺を監視するレーダーやアンテナ類も設置されています」

 人口1600人の小さな島になぜ駐屯地が必要なのか?自衛隊増強を後押しする糸数町長に話を聞きました。

与那国町 糸数健一町長
「(Q.台湾有事のリアリティをどのくらいの気持ちで受け止めていますか?)一昨年の暮れでしたか、台湾の方面から真夜中に5時間にわたって砲弾の音をこの島の人たちが聞いているんです、真夜中に。沖縄本島に住んでる人たちでも分からないんですよ」

 当時、自衛隊を巡って島を二分した論争も8年が経過し、自衛隊は徐々に島に受け入れられるようになりましたが、おととしの日米共同訓練では島の公道を戦闘車両が初めて走るのを目の当たりにし、さらに去年ミサイル部隊の配備も公表されました。

与那国町 糸数健一町長
「(Q.駐屯地があることによって攻撃対象になるって心配される方もいらっしゃいますよね?)私が申し上げたいのは国防最前線、私のところが嫌だといった時には日本の国防崩壊ですよ。そこに自衛隊も何もない状態で1500名の町民を人質に取られた場合、どうやって奪還するんですかってことです」

 今、島民が最も心配しているのは自分たちの平和な暮らしが守られるのかということです。

 2022年11月に北朝鮮ミサイルを想定した避難訓練が全島挙げて行われました。しかし、その避難先は各地区にある公民館。島に地下施設はなく公民館ではミサイル攻撃からは身を守ることはできません。

 今の緊張状態に疑問を持つ人もいます。南西諸島全体の平和活動を進めてきた猪股哲さんです。

南西諸島ピースネット 猪股哲共同代表
「敵対心とかヘイトをあおったりとかそういうことが自然に流布されてる状況をまず第一に危惧しますね。他国の脅威にさらされて友好関係を作り上げられないという状況はいけないと思いますね」

2024年3月17日OA「サンデーLIVE!!」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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