“過激ダンス”企画は元秘書　世耕弘成氏きょう政倫審に…“キックバック継続”誰が？【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2024年3月14日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■“過激ダンス”企画は…世耕氏の元秘書

立憲民主党　塩村文夏参院議員
「自民党青年局の過激ダンス懇親会についてでございます。こうしたセクシー過激ダンス懇親会の意義は多様性ということでした。総理、これ国民に有権者に申し訳ないとか思わないのでしょうか。総理の目指す多様性と一致をしているのか、お伺いしたいと思います」

岸田文雄総理大臣
「言うまでもなく私、そして私の内閣の目指す多様性とは全く合致致しません」

　去年11月、自民党青年局の会議の後に行われた懇親会に露出度の高い衣装を着た女性ダンサーを招いた問題。野党は岸田総理を追及しました。

立憲　塩村議員
「下着、ポリス、バニー、チャイナ服、花魁（おいらん）などコスチュームが多様だということです。ここが多様なのかとネットでは話題になっていたのですけども」

　会費についても…。

立憲　塩村議員
「公費が含まれているか否か、確認をお願い致しましたが、いかがだったでしょうか」

岸田総理
「参加者からの会費等でまかなわれており、税金を原資とした公費、そして政党助成金については含まれていない。このように報告を受けております」

　懇親会を企画した川畑哲哉和歌山県議（46）は、自民党・前参院幹事長の世耕氏の元秘書でした。

■“キックバック継続”世耕氏どう説明？

　最近、何かと騒がしい世耕氏の周辺。地元の有権者に対して、都内の老舗洋菓子店の高級クッキー缶を渡していたとして、公職選挙法違反の疑いが報じられました。

　世耕氏は支援者と会食した際の飲食代の代わりに渡したとして疑惑を否定しています。

世耕前参院幹事長
「こちら側から応分の費用負担をお願いしましたが、固辞をされたものですから。せめてもの一部の負担という思いでですね、お渡しをしたところであります。いわゆる公選法が禁じる寄付には当たらないというふうに思っております」

　世耕氏は14日、橋本聖子元五輪担当大臣、西田昌司参議院議員と、参議院の政治倫理審査会に出席します。

　審査対象となった32人のうち3人しか出席しないことに野党が反発するなか、政倫審で注目されるのはキックバックの継続が決まったとされる会合に参加していた世耕氏がどう説明するかです。

世耕前参院幹事長
「色々と皆さんが疑問に思っておられる、意思決定の過程。私の知りうる限りという前提でありますが、しっかりお話ししたいと思います」

■世耕氏の証言で真相解明となるか

　安倍派で2022年4月に一度廃止が決まった政治資金パーティーのキックバック。継続が決まったとされる8月の会合には、世耕氏のほかに塩谷立氏、下村博文氏、西村康稔氏、会計責任者の5人が参加していました。

　しかし、政倫審での証言は食い違っています。

西村前経済産業大臣
「その時（2022年8月）は、結論は出なかったということであります」

　西村氏は、結論は出なかったとしていましたが、塩谷氏は…。

塩谷元文部科学大臣
「困っている人がたくさんいるから、それでは継続でしょうがないかなという、そのぐらいの話し合いの中で継続になったと私は理解をしております」

　「キックバックは継続」という結論が出たと説明しています。

　14日、世耕氏の証言で真相解明となるのでしょうか。

政治ジャーナリスト　田崎史郎氏
「8月上旬の会議で決まったのかどうかということがポイントになる。その部分について、世耕さんは認識をはっきり言われるのだろうと思います」

（「グッド！モーニング」2024年3月14日放送分より）
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