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■民間ロケット発射5秒後なぜ爆発
わずか5秒で人々の希望を乗せた機体は炎に包まれます。何が起きたのか、騒然とする会場。人々は涙をにじませて言葉を失います。
機体に何が起きたのか、なぜ打ち上げは失敗したのか。徐々に分かってきました。
スペースワン
「リフトオフをして約5秒後、飛行中断の措置が取られました」
青い海と空が広がる本州最南端の町・和歌山県串本町。朝、パブリックビューイング会場に詰め掛けた人々の熱気が期待の高さを物語ります。
「カイロス」初号機。ギリシャ神話に登場する「時間の神」から名付けられた機体。様々な“日本初”、そして人々の思いが込められていました。
従来はJAXA(宇宙航空研究開発機構)が主導していたロケット発射。打ち上げ場所もJAXA専用でした。
今回“日本初”となるのは串本町にある“民間”のロケット発射場から打ち上げられたこと。民間のロケットながら政府の小型衛星も搭載。高度500キロの軌道投入に成功すれば、民間ではこれも“日本初”となる予定でした。
串本町は数年前、ロケット推進室を設置。小さな町にとって“大きな転機”でもありました。
串本町ロケット推進室 東田一真主査
「今回の初号機がロケットの町・串本と言われるきっかけになれば良いな」
ロケットの町へ…。町民の寄せる期待も小さくありません。
うすかわ饅頭儀平 丸山正雄製造部長
「ロケットの思い出や串本の思い出を感じてもらって、串本に来たいなと、良かったなと思ってもらえればうれしい」
今回、発射をするのが2018年設立された宇宙ベンチャー企業「スペースワン」。新型コロナウイルスやウクライナ侵攻の影響で部品調達が遅れ、4度の延期。さらに今月9日には警戒区域に船舶が残っていたことから、5度の延期となっていました。
数々の延期を経て、迎えた今月13日。日本の宇宙事業へ新たな道が切り開かれる日を迎えました。あの和菓子店もロケット饅頭(まんじゅう)を用意していましたが…。
丸山正雄製造部長
「おかげさまで売り切れました。きょうは絶対に打ち上がってほしい」
■本州最南端の町に多くの人
パブリックビューイング会場にはおびただしいカメラが並びます。静まり返った会場。視線はロケットに注がれます。
発射直後、人々は異変を察知します。何が起きたのか、すぐには把握できない会場。人々は煙が上がる山を見つめるしか術はありません。
場内アナウンス
「爆発して機体がバラバラになった」
期待がため息に変わりました。カイロス打ち上げ失敗です。
■「ナイスチャレンジ」励ましの声
ただ、会場を包んだものは涙だけではありません。青空にカイロスの飛ぶ姿は確認できませんでした。打ち上げ失敗ということなんですが、会場からは皆さん次も来たいという話もしています。
丸山正雄製造部長
「本当に泣きそうです。前向きに『失敗は成功のもと』なので、絶対に次回は成功してほしい」
■異常発生し飛行中断措置か
なぜ失敗に終わったのか。スペースワンが会見し、その原因が徐々に見えてきました。
スペースワンによりますと、山火事は鎮火し、周辺や関係者の人的被害は確認されていません。発射後すぐ、機体に何らかの異常が発生し、ロケットが感知。自ら爆発したとみられています。
スペースワン 遠藤守取締役
「打ち上げ事業者は飛行経路の安全確保のため、何らかの異常な状態が起きた時には飛行を中断して、その時点で飛ばないよう落下させるという飛行中断措置が取れる機能を有することを求められる。実際に何が起きたかについては、ただいまデータを分析・究明中ですので、現時点では何とも言えないが、そういう機能が働いたということ」
スペースワン 豊田正和社長
「この結果を前向きに捉えて、次の挑戦に臨みたいと思っている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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