暖冬の影響は？北海道で雪崩 男女2人死亡…バックカントリースキーの外国人か【報道ステーション】(2024年3月11日) -芸能ニュース/炎上まとめ

整備されていない自然の山を滑るバックカントリースキー。11日、羊蹄山に、外国人6人のパーティが登りました。6人のうち、ニュージーランド国籍とみられる30代男性と20代女性が、心肺停止の状態で救助され、ヘリコプターで病院に搬送されましたが、2人とも死亡が確認されました。

羊蹄山の登山コースは4つ。今回は、倶知安町からのコースで、雪崩が発生したのは11日午前10時ごろ、標高750メートル付近の北側斜面でした。なだれ注意報は、出ていませんでした。

北海道で、雪崩についての講習などを行っている登山ガイドが、今月6日、羊蹄山に入り、そのとき雪質を調べるテストをしたそうです。
北海道雪崩研究会講師で登山ガイド・山のまこちゃん：「かなり危なくて、事故が起きるなと、Xで拡散した。羊蹄山全面で、ほぼ同じような状況になっていると予想できた。2月の中旬に、すごく気温が上がったとき、ありましたよね。その後も、雪はたくさん降っているので、下に弱い“弱層”と呼ばれるもの。結合が弱い部分があると、衝撃が与えられたとき、ブロック状の塊がドンと落ちるのが雪崩」

羊蹄山に近い倶知安では、10日は、日中マイナス3．8度でしたが、11日は南寄りの風が吹き、4．2度と8度上がりました。

また、倶知安町のイワオヌプリでも、フランス人の30代の男性1人が、バックカントリー中に雪崩に巻き込まれ、病院に搬送されました。足を骨折したということです。
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