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　パドレスの高佑錫（コ・ウソク）投手（25）が10日（日本時間11日）、エンゼルスとのオープン戦に登板。ドゥルーリーに2ランを浴びるなど1イニング持たず5失点の乱調で降板した。

　4−0の6回、3番手でマウンドに上がると、先頭・トラウトに右翼線へ三塁打を浴びいきなりピンチを迎えた。続くソトを四球で歩かせ無死一、三塁からヒックスに右翼線へ適時二塁打を浴び2失点。続くウォードにも左前適時打を浴び、失点を重ねると、ドゥルーリーには2ランを被弾。逆転を許した。

　オハピーを見逃し三振に仕留めたもののネトの打球を右翼手が落球。再び走者を背負ったところで無念の降板となった。

　登板結果は1/3回を投げ、4安打5失点だった。

　コ・ウソクの炎上に韓国メディア「朝鮮日報」も「まさか、コ・ウソク5失点の悪夢を経験」と報道。デビュー戦となった2月29日（同3月1日）のアスレチックス戦は1回無失点、3日（同4日）のマリナーズ戦は1回1失点、6日（同7日）のレッズ戦は1回無失点と順調に調整を進めてきただけに、同メディアは「メジャーの高い壁をしっかり実感した」と伝えた。

　コ・ウソクはポスティングシステムを使い、韓国プロ野球・LGツインズから2年総額450万ドル（約6億4000万円）でパドレスに移籍。松井裕樹や元阪神・スアレスらとともにブルペンを支える一員として期待されている。