偉人の名前“黒塗り”広告が話題…個人情報保護は「誰にでも関係ある」とメッセージ【グッド！モーニング】(2024年3月8日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■シェイク■■■、■■門■■門…分かる？

　多くの人が行き交う東京・大手町駅です。貼り出された広告が異彩を放っています。

　話題になっている広告。一部、文字は隠されていますが、な～んとなく誰のことか分かる人もいますよね？

広告
「ちゃんと隠さないと、個人情報は特定される」

　これは、個人情報保護を適正に取り扱っていることを証明する制度「プライバシーマーク」の審査・付与をするJIPDECの広告です。

　ちなみに、一部が黒塗りにされた歴史上の偉人は上から、小野妹子、シェイクスピア、近松門左衛門、ガリレオ・ガリレイ、大塩平八郎でした。

　駅で広告を見た人は…。

会社員（40代）
「いつもは広告見ないけど、謎解きなのかなと思った」

親子
「何かの問題かと思った」
「他のものより目につく」
「なんか解きたくなる」

■個人情報保護は「誰にでも関係あるもの」

　思わず見入ってしまうデザイン。その狙いは…。

JIPDEC　プライバシーマーク推進センター　福岡峻主任
「個人情報保護＝プライバシーマークと認知してほしいので。個人情報保護に対して、接するハードルを下げる。それから、見て楽しめるというのを意識して、あの形になった」

　「プライバシーマーク」は公共事業の入札に参加する際に必須条件となるケースもあって、現在およそ1万7600の企業がこのマークを取得しています。

　企業の個人情報保護に対する意識が高まっている一方で、個人の意識はまだそこまで高くありません。

　日常生活でも、個人情報は適切に管理しなければ、トラブルが起こる可能性があります。

福岡主任
「カードの不正利用とか、知らないところから電話がかかってくるとか。そういったところが一番、個人情報が漏れた時のデメリット。生活上で『個人情報保護というのを意識しない』『私は関係ない』と思われがちなので、そこを突破したい。個人情報保護は誰にでも関係のあるものだと理解してほしいというのが、一番のメッセージ」

（「グッド！モーニング」2024年3月8日放送分より）
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