能登半島地震から2カ月…ラブホテルは支援の対象外？(2024年3月1日) -芸能ニュース/炎上まとめ

　能登半島地震から1日で2カ月。がれきや焼け跡などがいまだ生々しく残っています。

　そんななか官邸では、仮設住宅や新たな交付金、上下水道の修復など、復旧復興に向けた財政措置について話し合われました。

岸田総理大臣
「改めて亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。特別会計における財政措置と合わせて総額1167億円を措置するべく本日、閣議決定を行います」

　その一方、1万1000人以上がいまだに避難生活を余儀なくされています。

　そんななか、ある施設が公的支援の対象外となり、問題視されています。それはラブホテル。広いベッド、お風呂もぜいたくなジャグジーを備えている部屋が多く、アメニティーも充実。近年は女子会にも使われるなど身近な存在にもなっているのですが…。

　1日、金沢市議会では補正予算案の一部が可決され、宿泊施設に対しては被災した場合、上限はあるものの修繕費用の3分の2が補助されるのですが、ラブホテルには適用されないというのです。ラブホテルも他の宿泊施設と同じく宿泊税を納付しているのですが、この措置にラブホテルの支配人からは怒りの声が…。

ラブホテル支配人
「課税する時は宿泊業と言い、支援の時は性風俗と対象外なのか」

　そして、ラブホテルを巡ってはもう一つ。実は石川県は2次避難所として県内の宿泊施設に協力を呼び掛けているのですが…。

ラブホテル支配人
「2次避難所から排除されました。ビジネスホテルより広いのに…」

　能登半島地震から2カ月。ラブホテルはなぜ支援から外れてしまうのか。その背景には性産業への差別があるのか。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp