「勝ちに徹した」再び世界一を目指す入口に…『なでしこ』パリ五輪へ　内田篤人が解説【報道ステーション】(2024年2月28日) -芸能ニュース/炎上まとめ

◆内田篤人さんに聞きます。

Q．見事に五輪出場を決めましたね。
内田篤人さん：そうですね。第1戦の開催地がなかなか決まらなくて、準備の遅さというのが気になったところですが、実際に国立競技場に帰ってきて、選手のプレーを見ていたら、すごく安心しましたし、日本の選手はタフだと感じました。北朝鮮の選手もよかったです。ゴールに迫ってきたシーンが何個もありましたし、ターンの入れ方や細かいところを見れば、非常に手ごわい相手でした。ただ、日本の選手は、ゴールキーパーから、途中から入ってくる選手、みんな含め、自分たちのやり方、責任を全うした試合だったと思います。2点取って、1点取り返され、ちょっとハラハラする展開でしたが、ベンチも含め、選手みんなが勝ちに徹した。何かを決定づける大事な試合というのは、結構、パニックに陥って、選手とベンチがうまくかみ合わない時もありますが、そこは勝ちに徹した、素晴らしい勝利だと思います。

Q.北朝鮮側は、ゴール裏の席3000枚が完売するなど、この試合にかける思いが、相当、強かったですよね。
内田篤人さん：北朝鮮選手のモチベーションは高かったですね。試合展開として、もっと荒れるのかなと思ったのですが、危険なシーンもありましたが、非常にフェアプレイを心掛けていました。僕も北朝鮮とプレーしたこともありますが、独特で、自分の国に対する思いというのは、非常に強い人たちですから、サッカーでもいいゲームというか、しびれるゲームをします。

Q．五輪まで5カ月。今回のチーム、どういう可能性を秘めていますか。
内田篤人さん：いまのチームは、去年、ワールドカップを経験しています。戦い方もそうですが、準備の段階で、どうチームを持っていくか。選手もそうですが、スタッフがわかっているのが、一番、大きいと思います。28日にベンチ入りしたのは22人でしたけど、本番は18人。減るので、選手たちのポジション争いも含めて、競争がチームとしての力をぐっと高めてくれるのではないかと思っています。楽しみです。
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