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■茨城県知事も胸を張る「常陸国ブランド」
去年の都道府県魅力度ランキングで最下位となった茨城県。近年、旧国名の「常陸国」をブランド名にして高級食材の「常陸牛」や県産の豚肉「常陸の輝き」など特産品をPRしています。
今年度は新たに「常陸乃国いせ海老」や「常陸国天然まがも」も誕生しました。
この「常陸国ブランド」については、茨城県の大井川和彦知事も胸を張っています。
大井川知事
「特にインバウンド向けに常陸国は結構良いという評価をいただいている。ローマ字にすると皆が親しみやすい名前」
■「常陸」20代と30代の半数読めず…
ところが、このブランド戦略に思わぬ誤算がありました。
東京出身(20代)
「ツネムツ」
「ジョウリクじゃない?」
小学6年生
「ジョウリク!」
千葉県出身(30代)
「ジョウリク」
正しく「ヒタチ」と読める人が少なかったのです。
茨城県が今月行った調査では、20代と30代のうち半数が「ヒタチ」と読めないことが分かりました。
千葉県出身(30代)
「これは難しいですね」
なんと、茨城県出身の人も…。
茨城県出身(20代)
「知らなかった。読みにくい」
一方、読めた人は…。
70代
「ヒタチですよね。読めない人も多いみたいですよね。情けないね」
■県担当者「一生懸命PRしていかないと」
茨城県が目玉政策として「常陸国ブランド」を推しているのとは裏腹に、読めない人が続出している「ヒタチ」。県の担当者にとっても、この結果は予想外でした。
茨城県販売流通課 桑名英明課長
「7割ぐらいはきちんと読んでいただけるのかなと思っていた」
今後については…。
桑名課長
「常陸国をきちんと読んでいただくためには、一生懸命PRしていかないといけないと思っています。(常陸牛などを)実際に皆さんに召し上がっていただいて、常陸国という読み方も一緒に覚えていただけたら幸いです」
(「グッド!モーニング」2024年2月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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