解体現場の外壁パネル落下…“強風”で事故や停電が相次ぐ【報道ステーション】(2024年2月26日) -芸能ニュース/炎上まとめ

この強風による被害が相次ぎました。

東京・日野市では、解体工事の現場で、足場と、それを覆うパネルの一部が崩れ落ちました。事故によるけが人はいなかったといいます。当時、日野市の周辺では、瞬間的に20メートル近い強い風が吹いていました。

現場近くで働く人：「ガラガラっていうよりも、ガーンっていう音。風が、ビュービュービュー吹いていた。まさかフェンスが崩れるとは思わないですよね」

午後6時になり、撤去作業が始まりました。しかし、風が吹くなかでの作業です。現場の関係者によりますと、27日朝をめどに撤去を目指すとしていますが、風もあり、慎重に作業を進めるということです。

強風が原因とみられる停電も起きました。

千葉県市川市では、電線に樹木などが接触するなどし、一時、650戸が停電しました。
東京電力のホームページによりますと、こうした理由で、26日は5つの地域で停電が起きたといいます。

愛知県豊橋市の工場地帯の一角では、26日未明に火災が起きました。この火災では、金属スクラップが燃え、煙が風で住宅地に流れ込んだことから、自主避難所が開設されました。

現場近くに住むペットメモリアル・リンネの大嶽安奈さん：「煙がひどいところになると、歩けなかったり、マスクをしていないと、とても呼吸が苦しかったり、臭いがひどかった。生活に支障が出るぐらいのレベルだったのでびっくり」

また、北海道の襟裳岬では、今年、全国で初めて最大瞬間風速が40メートルを超えました。

東北から関東では、27日にかけて、26日以上の暴風が吹き荒れる恐れもあり、注意が必要です。
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