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■各地で雪による事故 立ち往生する車も
雪が積もる札幌市で25日、1台の車が交差点に進入してきました。すると右にハンドルを切った車とスピードを上げてきた後続車が接触、後続車は雪に勢いよく突っ込み、横転しました。
撮影者
「横断歩道の横が除雪のあとで雪山になっていて、本来だったら2車線走れるが、（雪で）“1.5車線”。走りにくいから、2車線目に入ろうとしたのでは」
雪による事故は、関東の山沿いでも発生しました。大雪注意報が出された神奈川・箱根では25日、朝方からの雪が昼前には辺り一面を白く覆いました。
番組が取材をしていると、ハザードランプをつけ、道路脇に立ち往生する車がありました。さらに、下り坂で車4台が玉突き事故を起こしていました。事故車両の後ろには、長い車列ができていました。
さらに、インタビューしている時にも、坂を上がってきた車が雪に足を取られて、動けなくなりました。近くにいたドライバーたちが手を貸し、なんとか発進することができました。
しかし、峠を進むと、立ち往生が至るところで見られ、上りも下りも渋滞が起きていました。
■下北沢のカフェではコタツ設置も
冷たい雨が降った東京。25日も気温が上がらず、最高気温は5.8℃と寒い一日となりました。東京・下北沢の「cafe Stay Happy」にあったのは、コタツです。
客
「暖かくなり始めていたから、どうかなと思ってたが、ちょうど今週あたりから寒くなったので」
激しい気温差があった2月。東京都心では、20日には23.7℃を観測しましたが、23日には4℃と、およそ20℃もの差がありました。
■寒暖差の影響…増加する「寒暖差ぎっくり腰」
24日、東京・吉祥寺にある整骨院「三井孔夏堂」で施術を受けていたのは、40代の主婦です。
院長が「痛いですよね。だいぶ張られてますよね」と声を掛けると、患者は「座ってても、寝てても、結構痛くて」と痛みを訴えていました。
激しい寒暖差の影響でぎっくり腰になる「寒暖差ぎっくり腰」が増えています。
院長
「ここ1～2週間は、特に多くなっている。例年では（ぎっくり腰は）週2～3人なのが、今年は多い時で週10人に膨れ上がっている」
女性がぎっくり腰になったのは1週間ほど前のことで、おりるのも辛そうでした。
40代 主婦
「1回、暖かかったことがあったと思うが、その後急にまた冷えが戻ってきて、体がきつくなってきたかなって思っていたところで」
■ぎっくり腰への対処法 整形外科医に聞く
東京・新宿区にある「らいおん・はーとハリキュウ整骨院」にも、寒暖差ぎっくり腰の患者が2人いました。
澤田祥人院長は「温度差が激しい時は、（ぎっくり腰の）患者さんは増えます」と話していました。
40代 教員
「1月にちょっと痛みが出てきた」
20代 大学生
「今まで暑かったのに、寒い恰好で出ちゃって。体冷やしちゃったなみたいな時はありますね」
ぎっくり腰は、急に腰が痛くなることの総称です。寒暖差が原因だと考えられるぎっくり腰について、次のように話します。
整形外科 歌島大輔医師
「ぎっくり腰の多くの原因の一つは『筋・筋膜性腰痛』といった、筋肉が原因の腰痛というのが比較的多い」
ぎっくり腰は、急に重い物を持ち上げるなど、動かしていない硬いままの筋肉を使うことで起こります。
筋肉はゴムと同じように温めると柔らかくなりますが、冷えると固くなるため、暖かい気温の時と同じように寒い気温で腰に負担をかけてしまうと、筋肉がダメージを受けやすくなるといいます。
歌島医師
「しっかりと厚着をする、逆に暑くなったら涼しくする。当たり前の話をこまめにやることが、きっと体には優しいのではないかと思います」
（「グッド！モーニング」2024年2月26日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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