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イランからロシア“ゲームチェンジャー”ミサイル400発供与か…大規模攻勢の可能性は【報道ステーション】(2024年2月22日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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独裁者としての地位を固め、国内ではもう向かうところ敵なしに見えるプーチン大統領。一方、総司令官の交代をめぐって混乱し、支持率の低下にも直面するゼレンスキー大統領。戦争の状況は、ロシアがウクライナ東部の要衝の町を制圧するなど、ウクライナが守りに回る場面が目立っています。ロシアによる力づくの侵攻から、まもなく2年です。

■弾薬不足で“要衝”から撤退

ウクライナ軍の新たな総司令官に任命された、オレクサンドル・シルスキー氏。その後の2週間で、大きな作戦を2つ決行しました。1つが、クリミア沖でロシアの大型揚陸艦を水上ドローンで撃沈したとするもの。もう1つが、4カ月にわたって攻防を繰り広げた、東部の要衝アウディイフカからの撤退です。

撤退の命令が下されたのは、今月17日。ロシア軍が「アウディイフカの完全掌握」を宣言したのは、その翌日です。一歩遅れていたら、部隊は包囲殲滅されていたかもしれません。ただ、この戦いで捕虜となったウクライナ兵が数百人に上るという情報もあり、軍の損害は決して少なくありません。

2つの作戦からみえてくるのは、ウクライナ軍の方針転換です。

シルスキー総司令官(独メディアZDFの取材に対し(10日))
「我々は攻勢から守勢に転じた。堅固な防衛線を構築しながら、無人機などを活用し、敵軍を消耗させて、最大限の損害を与える」

前線では要塞化が進んでいます。ロシア軍の戦車の侵入を阻む『竜の歯』の敷設です。

ウクライナ兵
「これらが地雷と交互に配置されている。非常にシンプルだが、攻撃を阻止する効果的な構造だ」「唯一の不満は、ウクライナから敵を追い払うことができないこと。同盟国がもっと弾薬を供給して助けてくれていたら、もう少し状況は良かったはずだ」

“欧米の武器がもっと供与されていれば、守勢に転じることもなかった”。そんな声が高まると、前線の士気に影響が出てくる懸念が生じます。

一方のロシア。久々の戦果を、ここぞとばかりにアピールしています。

ロシア プーチン大統領
「アウディイフカの全体状況だが、成功だ。おめでとう」

ロシア ショイグ国防相
「敵は負傷者を大勢残し、逃げていきました。残された者たちは逃げられず、捕虜となりました」

戦功をあげた兵士には、参謀総長自ら出向いて勲章を授与するほど。ロシア軍にとってアウデイィフカ奪取は、2014年の侵攻開始以来の悲願と位置付けられてきました。ここに、相手の反転攻勢の勢いをくじいたという結果も加わります。相当、士気をあげたことは間違いありません。

強硬発言で知られるこの人も、勢いづいてきました。

ロシア メドベージェフ前大統領
「どこまで進めばいいのか。我々には多くの重要な任務が残されている。それはキーウであるべきだ」

■“友好国”がロシアに武器供与

さらに、ロシア軍の弱点も改善しつつあります。イランが、約400発のミサイルをロシアに供与しようとしていることが報じられました。北朝鮮からミサイルを買うほど窮乏しているロシアにとって、大きな支援です。

そんなロシアに対して、新たな制裁が発表されました。ロシアで獄死した反体制派指導者、ナワリヌイ氏をめぐって、イギリス外務省が声明を出しました。ナワリヌイ氏は体調が悪化しているにもかかわらず、治療を拒否され、さらに-32度の中を歩かされたと指摘しています。刑務所の責任者6人に対し、資産凍結などの制裁を決めました。

■『大統領選目前』プーチン氏は…

ロシアによるウクライナ侵攻は、新たな局面を迎えたのでしょうか。防衛省防衛研究所・兵頭慎治さんに聞きます。

(Q.ナワリヌイ氏の死をめぐり、各国から疑惑の目を向けられ、非難の声も上がっていますが、プーチン大統領は強気に見えます。なぜでしょうか)

兵頭慎治さん
「ナワリヌイ氏の死に対し、花を手向けたり、追悼する動きがありますが、力で統制を受けています。その前も、唯一の反戦候補者、ナジェージュジン氏が急速に支持を拡大したために、出馬できなくなりました。力で反戦や反プーチンの動きを封じ込めながら、無風状態で来月の大統領選挙に臨んで、圧勝を目指しているようにみえます。今月29日には大統領年次教書演説、向こう6年間の任期の施政方針演説を行いますが、ここでも、特別軍事作戦の進め方などについて、強気の姿勢を示すと予想されます」

(Q.イランがロシアに短距離弾道ミサイル400発を供与したとの報道があります。これはどういう影響を与えますか)

兵頭慎治さん
「ロシア軍からすると、短距離弾道ミサイルは戦況を変える“ゲームチェンジャー”として重視し始めているのではないか。年末から最近まで、短距離弾道ミサイルをウクライナに向けることで、防空体制を弱体化させる動きが目立っています。短距離弾道ミサイルは変則軌道をするため、ウクライナの防空ミサイルの数が少なくなります。その枯渇を狙っているのではないかと。北朝鮮製の弾道ミサイルも使用されました。ロシア製のミサイルの数は十分ではないので、イランからも短距離弾道ミサイルを入手して、ウクライナに攻撃を行う。

兵頭慎治さん
なぜ防空体制の弱体化させようとしているかというと、アウディイフカ東部で“近接航空支援”という新しい作戦に打って出たのではないかと。敵の地上部隊を空から大規模に攻撃してダメージを与えたうえで、地上の味方部隊を進軍させると。これまでの2年間で、ロシアはそれができなかったとみられます。

兵頭慎治さん
「ウクライナ側の防空体制が強固なため、ロシアの戦闘機が近付くと撃ち落とされる危険がありました。弾道ミサイルで防空体制を弱めたうえで、新たな近接航空支援を行ったので、アウディイフカの制圧が可能になり、局所的な航空優勢をロシアが得ることができました。同じような戦い方を他の場所でやると、アウディイフカのように局所的な制圧が進められる可能性があります」

■反転攻勢進まず…“要衝”から撤退

改めて、現在の戦況をまとめます。

ウクライナは去年6月から、ロシアが制圧を発表している、東部ドネツク州のバフムト周辺、ドネツク州西部、南部ザポリージャ州、主にこの3つの地域から反転攻勢を開始しました。しかし、ロシア側が再び攻勢に転じ、今月になってアウディイフカが掌握された状況になっています」

(Q.なぜウクライナが守りに転じたのでしょうか)

兵頭慎治さん
「ロシアの作戦が大きく変わったことに加えて、ウクライナ軍は前線で砲弾不足が顕著になっています。これまでの欧米からの支援についても、解任されたザルジニー元総司令官は『必要なタイミングで、必要な兵器が、必要な量が届かず、反転攻勢はうまくいかなかった』と説明しています」

兵頭慎治さん
「さらに、作戦の進め方に関しても、アメリカとウクライナの間で、考え方に違いがあったのではないでしょうか。反転攻勢について、アメリカなどは南部ザポリージャ州を1点集中で攻めながら、ロシアの支配地域を分断して、大規模な奪還を考えていました。しかし、ゼレンスキー大統領は、3つの方向で戦力を分散させながら反転攻勢をやってしまいました。これも今回うまくいかなかった原因ではないかと言われています」

(Q.ウクライナ軍は、クリミア・黒海では一定の成果を上げているように見えますが、いかがですか)

兵頭慎治さん
「前線が硬直した状況では、後方からのミサイルやドローンで攻撃を進めて行かざるを得ません。それくらい、打つ手がないというか、国内外に戦果をアピールするためにも、後方の軍事拠点への攻撃を続けていかなければいけません。最大の問題は、アメリカなどの支援が維持されるかどうか。アメリカでは、支援予算が滞っています。トランプ政権が復活した場合、支援が止まってしまう可能性もあり、ウクライナにとって厳しい状況になっています」

■ウクライナ追加動員・欧米の軍事支援は

(Q.ウクライナが、大規模な追加動員に至るという見方がありますが、どう受け止めていますか)

兵頭慎治さん
「ザルジニー元総司令官は『追加動員、50万人が必要』と言っています。兵力を増強しないと、なかなか転じることはできない。しかしながら、ゼレンスキー大統領の支持率は低下しています。国民から不人気なまま動員に踏み切ると、さらに求心力失う可能性があるため、政治的な慎重な姿勢を崩すことができない状況です。兵士と兵力の不足にどう向き合うのか。ゼレンスキー大統領も厳しい状況に置かれています」

(Q.ロシアが今後、大規模攻勢に出ることはあり得ますか)

「アウディイフカに続いて、局所的な制圧はあり得ると思います。ただ、アウディイフカの制圧にも4カ月かかりました。そのため、大規模に支配地域を拡大するのは、現有の兵力では難しい。また、プーチン氏が選挙で再選した後、追加動員に踏み切るかどうかも一つの焦点です。6年間の任期が延長されるので、プーチン氏からすると、時間をかけながら、長期戦の構えで、これからも攻勢を強めていくと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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