#shorts 高級腕時計“海外買い付け”で報酬のはずが…1800万円の負債　業者と連絡とれず -芸能ニュース/炎上まとめ

■業者がカード預かり支払い「何買ったか…」

　この男性は女性とは別のルートで、バイヤーの仕事を知りました。

バイヤーをした男性（50代）
「信頼していた友人が、昨年の初めからバイヤーをやっていて。誘われまして、参加してみようかなと」

　きっかけは友人の紹介。友人が実際に報酬を受け取っていたことから、一緒に香港へ行くことにしました。

バイヤーをした男性
「1000万円でロレックスを買いなさいと指示されまして」
「（Q.このカードで1000万円を？）はい、はい」

　同行していた、業者の男から説明を受けた男性。しかし男性が腕時計を買い付けることはなく、なぜか業者がクレジットカードを預かり、時計店に支払いに行ったといいます。

バイヤーをした男性
「実際に、その時計は何を買ったか分からないんですよ。カードだけ決済して、何を買い付けるとか品物を見せてもらうとかはない」

　男性は帰国後、カードの明細を業者に送りましたが、代金や報酬が振り込まれないまま、連絡が途切れたといいます。

バイヤーをした男性
「これはカード会社から来た、契約おしまいという通知です。本当に信じられないですね、ショックですよね」

　男性によると、他に60人ほどが同様の被害を訴えていて、その額が9500万円に上る人もいるということです。

■事務所のポストにガムテ…電話も応答なし

　バイヤーの前から突然姿を消した業者は今、どこにいるのでしょうか。番組は、都内にある事務所を訪ねました。

　マンションのインターホンは鳴りません。ポストにもガムテープが貼ってあります。どうやら、使われていないようです。

　電話を掛けても、応答はありませんでした。

　業者側の代理人弁護士は、番組の取材に対し「後日、対応する」としています。

■クレジットカードを巡るトラブルが増加

　このトラブルを取材するジャーナリストの多田文明氏は、次のように話します。

多田氏
「大手の求人サイトであったとしても、必ずしも信頼をおける仕事と一致していないということですね」

　また最近では、クレジットカードを巡るトラブルが増加していると指摘します。

多田氏
「今までは貯金を持っている人からお金を取ろうと、振り込め詐欺を含め中高年が狙われてたが、年齢の低い層でもクレジットカードを使ってお金を取ろうとする悪質商法が非常に増えているので。今回は悪質商法か判然としないけど、そうした手口には注意ですね」

（「グッド！モーニング」2024年2月21日放送分より）