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■1000年以上続くとされる伝統の歴史に幕
2月17日行われた“日本三大奇祭”の一つ、岩手県のはだか祭り「蘇民祭」。蘇民袋とよばれるお守りが入った袋を269人の男たちが奪い合いました。
高齢化や担い手不足により、今回で最後。1000年以上続くとされる伝統の歴史が、幕を下ろす事となりました。
黒石寺 藤波大吾住職
「すべての皆さんに、本当に感謝の気持ちです」
■「西大寺会陽」4年ぶりに復活…海外も注目
一方で、同じく日本三大奇祭に数えられる岡山のはだか祭り「西大寺会陽」も、500年以上つづく伝統を保ち続けています。
“すべてを脱ぎ捨て、濁りのない心を神仏に捧げる”まわし姿の男たちが、宝木を奪い合い、福男を競う祭り。新型コロナが明けて、4年ぶりに復活しました。
参加人数はなんと9000人。蘇民祭の30倍以上の規模の裸祭りに、海外からも注目されています。
ドイツから取材で来た人
「(Q.なぜ取材に来た?)想像を絶するクレージーな祭りだからです」
■3兄弟「若い子に受け継ぐ」
そんなはだか祭りの復活を待ち望んでいた男たちがいました。牧野匡洋さん(41)、好洋さん(39)、旭洋(37)さんら3兄弟です。
次男・牧野好洋さん
「楽しみですね」
長男・牧野匡洋さん
「今までしてきたことを思い出して、感覚が戻ると思うので」
20年以上祭りに参加してきた牧野3兄弟。中止前最後の争奪戦では、悲願の福男となりました。伝統を受け継ごうと、次世代を担う少年たちの手伝いもしています。
リラックスした表情を浮かべていた牧野さんたちですが、まわしを巻くと表情が一変します。
長男・匡洋さん
「みんなまわしを巻くと気持ちが入る。久しぶりにこの感覚、緊張感と」
目指すは福男のみ。険しい眼差しで会場へ向かいます。
■4年ぶりの争奪戦の結果は…?
宝木争奪戦まで1時間を切りました。会場内は異様な熱気に包まれています。
争奪戦を目前にし、会場のボルテージは最高潮。牧野さんたちは群衆をかき分け、本堂の奥へと突き進んでいきます。
本堂の御福窓から投入される宝木は、わずか2本。男衆が押し合いへし合い、身動きが取れないほどひしめき合います。
そして午後10時、いよいよ投入された宝木を求め男たちが激しくぶつかり合います。その様はまさに圧巻!宝木を奪い合うその中心に、ジリジリと迫る牧野さんたち。天下の奇祭の復活に、一層気持ちが高ぶります。
奪い合いは、本堂の外でも。さらに、終盤には熱くなりすぎた男たちが、場外まで押し寄せるハプニングもありました。
果たして、4年ぶりの争奪戦の結果は…?
残念ながら、牧野さんたちは宝木に手が届きませんでした。
今年の福男に選ばれたのは、岡山市の野崎剛志さん(34・公務員)らと、井上翔太さん(26・建設業)ら6人でした。
井上さんが所属するグループは10代、20代が中心の若いグループ。実は、牧野さんたちと一緒に練習を重ねてきた弟分のような存在です。
井上さんが所属するグループ
「(牧野さんたちの)おかげです」
三男・旭洋さん
「(取れなかったけど)良いですね。もう、しゃあないです」
伝統として息づくはだか祭り、地元の人にとっては…。
40年以上祭りに参加(60代)
「連絡先すら知らない、名前すら下手したら知らない人もいる。年に1回、おお1年ぶりとか。ルーティンっていうのかな」
4年ぶりの祭りを終えた心境は…。
次男・好洋さん
「あの子ら(井上さんら)に憧れて」
三男・旭洋さん
「もっと若い子らが取りたいっていう気持ちが芽生えて、祭りを盛り上げてくれたらうれしいですね」
伝統は、若い世代に脈々と受け継がれていきます。
(「グッド!モーニング」2024年2月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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