“冬の寒さ”再び 都内の桜 早くも見ごろ【スーパーJチャンネル】(2024年2月16日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■“都内の桜”早くも見頃に

　春の足音は、駆け足で近付いています。東京・世田谷区の桜神宮。早咲きの河津桜がまもなく見頃を迎えようとしていました。

　はるばる京都から来た親子。

京都から来た人
「『皆が健康でいられますように』と書きました」

　願い事を書いたリボンを桜の木に結ぶのが桜神宮の流儀。

京都から来た人
「ここが（開花が）早いと書いていたので、今のうちに見に行きたいと思って来ました」

　今年はいつもと様子が違うようです。

桜神宮　神職　松原瑛孝さん
「ここ数日でかなり開花が進んだ。（現在）三分咲きくらい」

　例年、境内の河津桜は2月下旬から3月上旬にかけて満開の時期を迎えます。今年は例年より開花が遅れていましたが、ここ数日の暖かさで一気に進んだといいます。

　今月の気温を見ると、中旬以降は平年を大きく上回る日が目立ちます。16日も東京の正午の気温は3月下旬並みです。季節外れの暖かさを花見客は歓迎しています。

桜を見に来た人
「桜の御朱印帳を押したくて。まだ桜にはもう少し待たなければいけないと思ったが、早く見られてうれしい」

■寒桜×スカイツリー“絶景コラボ”

　春の報告はSNS上にも相次いでいます。新宿御苑はもう満開でしょうか。淡いピンクの花が見事に咲き誇っています。

　スカイツリーのそばの桜はどんどんつぼみが開き始めていました。神田橋公園では、昼も夜も表情を変え、人々の目を楽しませています。

　そして、都内屈指の桜の名所にも春の景色が広がっていました。見頃を迎えていたのは冬から春にかけて咲く「カンザクラ」です。花はうつむいたように咲くため、真下から見上げるように撮影しています。外国人観光客も桜の前で入れ替わり立ち代わり、日本の思い出をカメラに収めていました。

　カンザクラは長い期間咲き続けるのが特徴で、あと半月以上、見頃が続くそうです。

　また、この暖冬でソメイヨシノの開花も早まりそうです。今はまだ、つぼみは膨らんでいませんが、ウェザーマップは東京の開花日をずばり3月17日と予想。この先も高温傾向で、桜の成長が早まるとみています。

　一方で16日、見ごろ宣言が出された場所も。

　神奈川県三浦市、京急線の三浦海岸駅から公園までの線路沿いおよそ1キロに地元の人たちなどの手によって植えられた河津桜が訪れた人たちを迎えてくれます。その数およそ1000本に上ります。

三浦海岸桜まつり運営委員会　西崎則雄委員長
「2～3分咲いていたこの辺はもう満開みたいな感じですね」
「（Q.去年と比べて満開は？）だいたい20日が平均で（満開）だが3～4日早い」

■鮮やか河津桜　一足早い春到来

　去年2月14日の河津桜です。つぼみが多い木々も今年は13日の時点ですでに咲き誇り、16日は満開の状態になっています。咲き具合の違いは一目瞭然です。池のほとりもピンク色の河津桜が目をひきます。ここ数日の暖かさで開花が一気に進みました。

県内から来た人
「春ですね。もう待ったなしだよね、春」

　一方、16日はその暖かさも少し落ち着き、屋台ではあったかグルメが人気に。三崎名物、マグロが入った中華まんに、ちまきの中にもマグロです。

出店者
「（Q.これがマグロ？）マグロです。（きょうは）ちょっと寒いから温かいものが好評」

西崎則雄委員長
「咲き始めてから2週間は大丈夫なので、これから平年気温であれば長持ちする。一足早い春を感じて下さい」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp