史上最高値に迫る日経平均株価　“米株安でも底堅さ”　専門家「注意が必要な局面」【知っておきたい！】【グッド！モーニング】(2024年2月15日) -芸能ニュース/炎上まとめ

　かつて相場の世界では「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく」と言われ、ニューヨーク市場の影響を大きく受けてきましたが、最近はアメリカ株に比べ、日本株の底堅さが目立ちます。

　その理由の一つが、日本株のPER（株価収益率）の低さです。株価が1株当たりの純利益に対して、何倍になっているかを示すPER。 この値が低いほど企業の利益水準に対して株価が割安とされ、高いほど割高とされています。

ニッセイ基礎研究所　チーフ株式ストラテジスト　井出真吾氏
「（PERが）日本は今16倍強、アメリカは20倍ぐらいです。日本株はアメリカ株ほど割高ではなかった。海外の投資家から見ると、『日本株を買いたい』と魅力的に映っている」

　史上最高値まで1000円ほどに迫っている日経平均株価。しかし、井出氏は「注意が必要な局面だ」と指摘します。

井出氏
「短期的にはいったん、下落する可能性もあります。ただ、そういったことに一喜一憂するのではなくて、10年後、20年後に自分の資産を増やしておこうと。そういう、ゆったりとした気持ちで投資をするというのが一番大事」

（「グッド！モーニング」2024年2月15日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp