“自らも被災”建築業者が奔走　屋根を修理「復興には家が必要」　元日から休みなし【グッド！モーニング】(2024年2月14日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■「復興には家が必要」　元日から休みなし

　青空が広がった13日の輪島市。日中は春を感じさせる暖かさでしたが…。

「万事屋けんちく」代表　竹原新吾さん（40）
「足元滑るんで」

　市内で建築業を営む竹原さん。この現場には、屋根を応急修理するためにやってきましたが、いざ上ってみると、多くの瓦ははがれ、歩くのもままなりません。霜がとけ、危険度も増しています。

竹原さん
「これまでに20軒くらい（作業した）。日にちとかではなく、天気に左右されて、休日とか関係なく晴れた日にはやっています」

　あの日、自らも被災した竹原さんを仕事に駆り立てるもの。それは、同じように被災した輪島の人たちからの切実な声です。

竹原さん
「雨漏り、室内に家財があるので。雨漏りしてダメになるのが心配だったりします。なるべく早く（ブルーシートを）掛けてほしいという要望だった。避難されているので。家を空けるので、心配されている。住み続けようと、頑張っています」

　「復興するには家が必要だ」という気持ちは、日々強まっています。

竹原さん
「笑顔と安心を戻したい。日常を戻したい」

■“珠洲市民の足”バス運行再開　運賃は無料

　珠洲市内を走る「すずバス」は地震後、8つすべて路線で運行を取りやめていましたが、13日から6路線で運行を再開しました。

　地震の被害が大きかった飯田町と狼煙町を結ぶルートでは、沿線の飯田高校の生徒らが続々と乗車しました。

乗客
「学校の行き帰りの手段が一つ増えて、自分たちの学びの場が確保されたのがうれしい」
「（運行）していなかったので、都合が悪かった。うれしいです。みなさんもそう言っている。良かったって」

　当面は土日と祝日は運休ですが運賃は無料で、珠洲市民以外でも乗車できます。

（「グッド！モーニング」2024年2月14日放送分より）
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