松野氏への支出は「事実」　使途は？辞任直前に“機密費”4660万円【報道ステーション】(2024年2月13日) -芸能ニュース/炎上まとめ

立憲民主党・山岸一生衆院議員：「松野前長官が安倍派の裏金問題で更迭される直前の時期に5000万円近くを自らに支出していた。これは長官、お間違いありませんか」
林官房長官：「（官房機密費は）支出先が一律に官房長官となるもので、昨年12月、私に引き継がれるまでに4660万円、使用されたことは事実」

時の政権が握るお金、官房機密費。年間十数億円が官房長官に支出され、使い道は自由。公表する義務もありません。歴代政権でも、たびたび問題視されてきました。

立憲民主党・山岸一生衆院議員：「裏金問題で、渦中の人である松野前長官が辞めるまでの短期間に、それまでと同じようなペースでお金を使っていく。本来なら、これは自粛して、後任に委ねる判断もあるわけで、このことをおかしいと思いませんか」
林官房長官：「個別具体的な使途に関する質問については、お答えを、一切、差し控えてきている。松野前長官個人に支出したかのように受け取られているとすれば、そうした事実はない」

その本人は。
松野前官房長官：「それは公益、国益に則った使用がされているということ。この受け渡しは、内閣官房の職員によって行われているから、おそらくすべての内閣で同様の方式がとられたんだろうと思います」

“政治とカネ”に厳しい視線が向けられるなか、発端となった派閥の政治資金パーティーをめぐり、自民党は13日、全議員を対象にしたアンケート結果を公表しました。

収支報告書への不記載などがあった現職議員らの数は85人。その額は5年間で、5億7949万円に上ります。最も金額が多かったのは、二階元幹事長。次いで、安倍派の三ツ林議員、3番目が萩生田前政調会長でした。立件された3人は、対象に含まれていません。

金額は明らかになりましたが、アンケートは、不記載が『あったか』『なかったか』と、その金額を問う2問のみ。お金の使い道は、聞いていません。

立憲民主党・山井和則国対副委員長：「裏金が何に使われたのかという使い道を調査すらしていない。単なる額だけ。せっかくアンケートをしながらね、肝心の使い道をアンケート調査してないということに関し、非常に残念ですし、不誠実だと思います」

野党側は、安倍派の幹部などに政治倫理審査会で説明するよう求めています。14日には、岸田総理が出席する予算委員会が開かれます。
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