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■異変に見舞われた店…地元住民のために再開
元日に起きた能登半島地震。多くの被害が出た志賀町で、営業しているスーパーがありました。
ずらりと並んだ総菜や、鮮魚に精肉。数多くの商品が陳列されていました。買い物客も多く訪れ、一見、被災地とは程遠いような光景が広がります。
しかし店内をよく見ると、通路は盛り上がり、亀裂が入った場所も。天井には穴が開いたままのところもありました。
さらにガーデニング用品のコーナーは、2メートルを超える棚が壊れ、園芸用の土が崩れて重なっていました。
スーパーセンター ロッキー志賀の郷店 桜井重和店長
「どうやって直すかな。本当、地道な作業。毎日、毎日、気が遠くなる」
店の入り口にも大きな異変があり、店舗の入り口側が沈み、20センチほどの段差ができていました。
桜井店長
「ここが本当は一緒(平ら)だった。店舗ごと“落ちた”」
被災直後の店内は、商品が床に散らばり、なかには陳列棚ごと倒れたものもありました。
桜井店長
「言葉にならなかった。本当に。言葉も出なかったですよ」
営業ができる環境ではありませんでしたが、桜井店長は地元住民のために営業再開を決意しました。震災からわずか2日後には、販売できるものをかき集めてなんとか営業ができる状態にしました。
桜井店長
「自分も被災して、本当は家もすごいことになっている。ここに来てくれるお客さんのこと思ったら、直して早く店開けて。お客さんも困っているからね」
■「被災した地元の人たちのために…」
しかし、頭を抱える問題が…。それは断水です。生鮮食品を扱う部署では、きれいな水が必要不可欠です。各担当のスタッフはこのように話します。
鮮魚コーナー担当 達誠さん
「水が出ないというところで、衛生面的にも気を付けるべきところ。手洗いをする水すら確保が難しいという状態が続いていたので、ペットボトルの飲料水を少しずつ使いながら食中毒に気を付けながらおろしていた」
次に待っていたのは洗い物。調理器具を洗うためには、どうしても水が必要です。そこで、別の営業拠点から送られてきた生活用水を一度沸騰させ洗い物に利用し、なんとか店を回し続けました。
現在は断水も解消され、お湯も使えるようになったため、油ものの洗い物ができるようになりました。揚げ物も種類を増やし、提供できるようになりました。
買い物客 40代
「うち8人(家族)なんですけど、人数も多い分、数たくさんいる。ロッキーさんも被災されて店の中すごいガタガタなんですけど、助かりました。食品あるだけでも」
買い物客 60代
「野菜を食べていないので、少し野菜が入ったものとかを選んでいる」
「(Q.バランスを考えて作られた総菜は?)ありがたいです。もっと早くに来ればよかった」
“被災した地元の人たちのため”という思いを抱いているのは、桜井店長だけではありません。鮮魚コーナーの達さんも、外出中に被災しました。震災当日は、水や食料などを求めてさまよいました。
達さん
「コンビニでは私服でオーナーだと思うが、なんとか一生懸命対応されていた。私自身も食品を扱っていて、少しでも地元のお客様に少しでも食べ物を提供出来たらという気持ち。早く復帰しないと」
■自ら復旧…急ピッチで立て直す原動力
取材から2週間、お店の状況はどうなっているのでしょうか。
桜井店長
「あれから大分進みまして、肥料がいっぱい倒れていた棚は撤去した。95%は復旧できました」
崩れた棚は4人がかりで撤去しました。ひび割れた通路は、なんと桜井店長が自ら修復していました。
急ピッチでスーパーを立て直すその原動力は…。
桜井店長
「お客さんのためですね。これがエネルギーになっているんでしょうね」
(「グッド!モーニング」2024年2月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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