日経平均一時3万7000円台　日の丸半導体けん引【知っておきたい！】【グッド！モーニング】(2024年2月12日) -芸能ニュース/炎上まとめ

　好調な株価を後押ししているのが、半導体銘柄です。代表的な銘柄の一つである東京エレクトロンは、連結営業利益の見通しを従来の予想から10％ほど上回る4450億円へと上方修正しました。

　アメリカでも、半導体銘柄が株価を引っ張っています。9日、多くの投資家が運用の指標とする「S＆P500」の株価指数は史上最高値を更新し、初めて終値で大台の5000を突破しました。コロナショック以降、4年間で2倍以上に上昇しています。

三井住友DSアセットマネジメント　市川雅浩氏
「ハイテクを巡る米中の対立は非常に厳しくなっている。アメリカは技術を外に出さないということで、より高い技術で生成AIの分野とかを牽引（けんいん）しているような状況です。日本の方は半導体を製造するための装置に強みを持っているので、分業されるような形で日本の（半導体関連）企業も好調な状況となっている」

　こうしたなか世界中の投資家が注目しているのが、21日に発表されるアメリカの半導体大手・エヌビディアの決算です。好業績が予想されていますが、市川氏は次のように分析しました。

市川氏
「相場で過熱感が高まっているので、一旦材料出尽くしで売られるということもあると思う。それをもって、生成AIに関連する需要が消滅してしまうことはないと思います。決してこのトレンド、市場規模の拡大とか良好な業績見通し、これが覆されるほどのものではないと思います」

（「グッド！モーニング」2024年2月12日放送分より）
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