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「地震が起きた時の揺れ方は地盤によっても大きく変わるといいます。どのように変わるのか見ていきます」
板倉朋希アナウンサー
「一般的には地震の規模・マグニチュードが大きく、震源から近いほど揺れは大きくなります。しかしマグニチュードや距離が同じでも、表層地盤の違いによって揺れの強さは大きく変わり、表層地盤が柔らかい場所では、硬い場所に比べて揺れは大きくなります」
高島彩キャスター
「そうなると気になるのが、自分が住んでいる場所が揺れやすいのか、揺れにくいのか、というところですね」
板倉朋希アナウンサー
「こちらは防災科学技術研究所が出している全国の“揺れやすい地域”を表した地図になります。紫やオレンジの地域は揺れやすく、黄色から青になるにつれ揺れにくい場所になっています。東京都心部は紫や赤が多く揺れやすい地域というのが分かります。知りたい地域にクローズアップすることもできて、今回大きな被害を受けた輪島市や珠洲市、七尾市なども、オレンジや赤といった揺れやすい地域だというのが分かります」
高島彩キャスター
「こうしたデータを参考にして家具の固定や耐震補強など、地震への備えをしておくことも重要だと思いますが、今回実際に被災した方々にお話を聞いてみると『何度も地震がきているので大丈夫だと思った。だから特に備えはしていなかった』という声も聞かれました。柳澤さん、『今までも大丈夫だったから、これからも大丈夫だろう』という思い込みも、あったのではないかと」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
「能登半島では2007年の3月にも大きな地震を経験しているんですよね。ですからそれを経験した人は、あれがあっても今あるんだから大丈夫と思っていた人もいたかもしれない。でも災害は自分の経験したものを、なかなか生かすことができないことも多いということを意識しておくことも必要なのかなと思いますね。
高島彩キャスター
「そして被災者の方に『これをしておけばよかった』ということもお聞きしました。『停電に備えて懐中電灯は手元に置いておくべきだった』『部屋が散乱して身分証や薬が所在不明になってしまったので、ひとまとめにしておけばよかった』というような声が聞かれました」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
「人それぞれだと思うんですよ。薬が必要な人もいるし、私の場合だったら懐中電灯とトランジスタラジオと、それからトランシーバー。いざという時に連絡を取るため、小さい物ですけどね。それを用意したりなんかしてますけど、それぞれやっぱりシミュレーションしておくことが必要かもしれませんね」
高島彩キャスター
「家庭によっても個人によっても違いますからね。私も携帯電話などが必要かなと思いますけれども、充電器であったり、柳澤さんがおっしゃったように、それが使えなくなるということもありますよね」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
『バッテリーを持っていないと使えないってこともありますからね』
高島彩キャスター
「そういった備えや、現金を持っておくなど、色々とそれぞれの備えをすることが必要だと感じます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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